深津絵里が2代目ヒロインのるいを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。るい(深津)とジョー(オダギリジョー)が出会ったジャズ喫茶「Night and Day」の支配人兼バーテンダー・木暮洋輔を演じる近藤芳正からインタビューコメントが届いた。
近藤は、今回のオファーを「ちょうどプライベートで関西方面に引っ越したものですから、タイムリーでうれしいなと思いました。関西人役をやらせてもらうことで、より言葉を覚えられますし、久々の大阪放送局で、それも楽しみでした」と語った。
自身の役柄については、「本当に音楽を愛していて、何か過去に自分も音楽で救われたことがあるんでしょうね。多分、木暮もサックスかトランペットか何か楽器を吹いていたんじゃないでしょうか。ジョーのトランペットの才能にほれ込んでいて、トミー(早乙女太一)も含めてですが、自分が果たせなかった音楽の夢を追い掛けている彼らを、すごく応援したいのだろうと思います」と分析した。
オダギリとは初共演だそうで、「すごく繊細な演技をされる方なので、対面してみてやっぱり素晴らしいなと思いながらやらせてもらいました」とコメント。
深津とは昔よく共演したといい、「それこそ僕、実は『踊る大捜査線』の第1話の犯人だったんです。しばらくお会いすることがなくて、久々にお会いしたので、それもすごく楽しかったです」と振り返った。
最後に「るい編」の重要ポイントとして、「ジョーとトミーの演奏対決シーン」を挙げ、「あそこは、すごい見せ場になると思います。あれを見ないと(1部の)『安子編』と(3部の)『ひなた編』を見ても『カムカムエヴリバディ』を見たことにはなりませんよ。実際に見させてもらったけど、あのシーンはすごい! 絶対に見た方がいいですよ」と呼び掛けた。