同じような原理でこんなものも!
形からご想像の通り、卵に関連しています。
ゆで卵にかぶせて金属の球を落とすと…。
ピシピシピシ…頭の部分だけ
美しく円状のひびが入るのです。
実はドイツ人、朝ご飯にはゆで卵が必須の食べ物であります。
日本のように殻を剥いて丸食いということはあまりなく、
エッグスタンドに立てたまま
フタをとるように、頭の殻をとり、
スプーンですくって食べることが多いようです。
ゆで具合も個人個人で好みがあります(半熟が主流のよう)。
そこで殻が上だけきれいにとれることが必要なのです。
下までひびが入ってしまうとすくって食べにくいですからね。
それにしてもいずれの商品も
質の高いステンレスで頑丈につくられています。
日本だったら、もっとアイディア商品的な
チープなものになってしまいそうですが、
そこはそれドイツ、品質とデザインには抜かりがないのです。
たかがクルミ、されどクルミ。
たかだゆで卵、されどゆで卵。
以上はtake2というブランドのもので
ゆで卵の殻むきは日本でもすでに発売されているそうです。
お次は可愛い系を。
さてこちらはなんでしょうか?
箱から足がにょっきり…。
なんとチキンが吊るされています。
モダンな色と表情ですが、ある意味、シュール!
だってこれ、お肉屋さんでのニワトリさんの
成れの果ての姿をデザインしているんですから。
ほんとはかわいそうなはずなんですが、カワイイ。
肉食文化の国ならではです。
天国に召されてしまったニワトリさんの
首からシュルっと出てくるのは
なんとスーパーのポリ袋。
キッチンに吊るして使います。
ポリ袋はお尻から詰めていきます。
ドイツ人の友人の家でチキンを焼く時は
たいてい一羽丸ごと。おなかの詰め物も手慣れた様子で
詰めていきますから、
人形のニワトリにポリ袋を詰めるくらい、
なんてことはないですね。