B'zファンの注目を集めた、稲葉さん演じるクレイの台詞とは?(画像はイメージ)

【いま注目のトレンドワード・92】 去る3月3日、Twitterのトレンドに突如浮上した「稲葉さん」の文字。もちろんここで言う“稲葉さん”とはB'zの稲葉浩志さんのことだが、なぜ今回トレンド入りを果たしたのだろうか。きっかけは、とあるアニメーション映画のようだ。

伝説のロックスターキャラの声優に初挑戦

話題の渦中にあるのは、3月18日公開の映画「SING/シング:ネクストステージ」。同作は動物たちがヒット曲の数々を歌い上げる人気アニメーション「SING/シング」の最新作で、今回の日本語吹替版にて稲葉さんが声優に初挑戦するという。

稲葉さんが演じるのは、かつて情熱的でパワフルな歌声が大人気だった伝説のロックミュージシャンであるライオンのクレイ・キャロウェイだ。

クレイは同作の中で最も重要な新キャラクターであり、稲葉さんを抜擢した理由について配給元の担当者は「クレイが伝説的なロックスターのキャラクターということで、どの世代でも“ロックスター”として思い浮かべるミュージシャンは稲葉さんしかいないと制作スタッフ含め満場一致で第一候補となった」と語っている(『SING/シング:ネクストステージ』公式サイト参照)。

また3月3日に公開された日本語吹替キャスト完全版の予告動画では、稲葉さん演じるクレイが「うせろ!」と吐き捨てる一幕が。稲葉さんの人柄を知るファンたちからすれば、彼の口から「うせろ」などの暴言が出ることはまずあり得ないのだそう。

ネット上には「いつも謙虚な稲葉さんの口から『うせろ』と言われる日がくるなんて!」「『うせろ』なんて言葉、普段の稲葉さんからは絶対に聞くことのない台詞だわ(笑)」「どうしよう、稲葉さんの『うせろ』を何度も聞いてしまう。そして痺れる」といった反響が殺到し、「稲葉さん」がトレンドに並んだのだ。

稲葉さんが新たに仲間に加わった“新生シングファミリー”。もはや期待しかないだろう。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている