上戸彩(左)と松本潤 (C)テレビ朝日

 松本潤が主演するドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)の第7話が、17日に放送された。

 本作は、主人公の中越チカラ(松本)が「人を救いたい」と、人の話を聞き、中途半端に他人の問題に関わり、力になろうと奮闘する、新時代のヒーローを描いた社会派ホームコメディー。(※以下、ネタバレあり)

 チカラの妻・灯(上戸彩)は「これ以上、チカラくんといたくないの」と告げて実家に戻ってしまった。

 マンションの住民に問題があっても、わが家には何の問題もないと思っていたチカラは、なぜ灯が出て行ったのか見当もつかない。

 そんな中、マンションの住民たちは、それぞれの悩みを抱えて大騒ぎ。チカラはなかなか家庭の問題に向き合えずにいたが、自分がゴーストライターの仕事ばかりしていて、ちゃんと小説を書かないことが、灯は気に入らなかったのではないかと考える。

 そこでチカラは、編集者からの依頼を断り、灯に電話をするが、無言で切られてしまう。翌朝、灯の実家に行くが、そこでも灯の気持ちを逆なでする結果となり、チカラはなすすべがなくなる。

 放送終了後、SNS上には、「リアルなのにファンタジーな不思議なドラマ」「結局、自分を助けられるのは自分だけという気持ちと、やっぱり人とのつながりは大切という気持ち、両方を感じるドラマだった」「上条くん(清水尋也)が、ボロボロのチカラくんに寄り添っている姿に感動した」などの感想が寄せられた。

 また、灯がチカラに、仕事や家族関係の不満をぶつけるシーンには、「灯ちゃんは分かりやすくて、人間らしくて、伝え方もすごくかわいい人。しかも、その気持ちよく分かる。ボロボロ泣きながら見た」「チカラくんはかわいそうだったけど、灯ちゃんの悩みはリアルだった」といった共感の声が多数寄せられた。