松本潤が主演するドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)の第7話が、17日に放送された。
本作は、主人公の中越チカラ(松本)が「人を救いたい」と、人の話を聞き、中途半端に他人の問題に関わり、力になろうと奮闘する、新時代のヒーローを描いた社会派ホームコメディー。(※以下、ネタバレあり)
チカラは、妻の灯(上戸彩)から出された「仕事を辞めていいのか」「娘の愛理(鎌田英怜奈)を怒鳴ったりたたいたりしていいのか」「息子の高太郎(大平洋介)を塾に行かせてもいいのか」という三つの課題が重くのしかかり、全く仕事に集中できない。
解決への糸口が見つからない上、マンション住民の道尾頼子(松嶋菜々子)やマリア(ソニン)らから、総スカンを食っていることを思い出し、ますます落ち込んでしまう。
そんな中、認知症を患う柏木清江(風吹ジュン)が、孫の託也(長尾謙杜)が介護のために大学進学を諦めようとしていることを知り、「介護施設に入る」と言い出す。
震災後に託也を引き取り、懸命に育ててきた清江は、託也と離れたくないという気持ちと、徐々に進行する症状によっていつか託也の顔まで分からなくなってしまうのではないかという不安を感じていた。
その矢先、清江がマンションからいなくなってしまう。住人たちが総出で探す中、清江を見つけたのは実家に戻っていたはずの灯だった。
放送終了後、SNS上には、「スルメのようなよさがあるドラマ。考えれば考えるほど深い」「リアルなストーリーで号泣した」「長尾くんの演技がすごかった」などの感想が寄せられた。
また、チカラが灯から出された課題の答えを出し、家族に思いを伝えるシーンについて、「10分に及ぶ圧巻の長ぜりふで熱い気持ちでいっぱいになった」「こんなに真っすぐで優しい旦那さまなかなかいない」「チカラくんのたどり着いた答えに感涙でした」といった声が集まった。