『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗

集英社のティーン向けメディア「Seventeen」が開催する『舞台 Bling Bling By Seventeen』が3月24日、25日の2日間、新宿区立新宿文化センター・大ホールで上演された。

女子高生たちがダンスを通して、成長する姿を描いた青春友情ストーリー。人気モデルたちの初々しい演技に加えて、ダンス部員たちの躍動感あふれるパフォーマンスも大きな見どころに。第2部では、春のトレンドを先取りしたファッションショーも開催され、会場は熱気に包まれた。

本稿では現在アーカイブ配信されている全4公演のうち、24日昼公演の模様をレポートする。

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  • 『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第1部:三山凌輝】
  • 『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第1部:田鍋梨々花】
  • 『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第1部:左)三山凌輝/右)田鍋梨々花】
  • 『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第1部:田鍋梨々花】
  • 『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第2部:三山凌輝】

Seventeenモデルたちが、ダンスと舞台に挑戦!

企画の始まりは2020年。雑誌「Seventeen」のテーマソングを現役JKシンガー三阪咲が歌い、世界的なダンスパフォーマンスグループs**t kingzがオリジナルの振り付けを考案、発足した“Seventeenダンス部”メンバーのSeventeen専属モデルたちがダンスを踊るというもの。

翌年4月、友情をテーマに読者から募ったフレーズを歌詞にした楽曲『Bling Bling』がリリースされ、同月から活動を開始したSeventeenダンス部の練習の様子が動画連載として配信された。

『舞台 Bling Bling By Seventeen』は、昨年5月に発表された曲の世界観を青春ストーリーにした小説『Bling Bling ダンス部女子の100日革命!』(著:相羽鈴/集英社オレンジ文庫)をベースに、ドラマ『恋仲』『グッド・ドクター』や数々のCM制作で活躍する藤野良太氏が演出を担当。

ダンス部員を演じるのは田鍋梨々花、大友樹乃、雑賀サクラ、瀬戸琴楓、市ノ瀬アオをはじめ、人気モデルの秋田汐梨と永瀬莉子らSeventeen専属モデルたち。

楽曲、振付、小説、演出、そしてモデルと各方面で活躍する才能が集結し、何よりも読者の愛と思いが大きな原動力となって、晴れの舞台が現実のものになった......それが『舞台 Bling Bling By Seventeen』なのだ。

それだけに会場には多くの読者が駆けつけ、入り口付近では、お手製の応援グッズとともに記念写真を撮る姿もチラホラ。コロナ禍で大規模なイベント開催が制限されている中、大好きなモデルに直接会える数少ないチャンスとあって、開演前からホール内は熱気に包まれていた。

夢を追う姿を描く『Bling Bling by Seventeen』

物語の主人公は高校でダンスに打ち込む星(あかり/田鍋梨々花)と詩(うた/秋田汐梨)。大会で優勝することを目標に、部員たちと力を合わせて、厳しい練習を積み重ねるダンス部だったが、学園祭の当日、ダンス部に亀裂が走る出来事が起こってしまう。

実は歌手になる夢を追いかけていた詩。すでに顔出しせず、動画配信で人気を集めていた彼女は、本格的なデビューを目指して、学園祭当日に開催されたオーディションに向かったのだ。

『舞台 Bling Bling By Seventeen』 ⒸSeventeen/集英社 撮影/田﨑嗣朗 【第1部:左)秋田汐梨/ 右)田鍋梨々花】

詩にとっては苦渋の選択だったが、事情を知らされていない星や部員たちは猛反発。幼い頃からダンスを通して、深い絆で結ばれていた星と詩。思いはすれ違ったまま、ダンス部は新たな問題に直面する。