映画『パディントン2』日本語吹き替え版の完成披露試写会が18日、東京都内で行われ、声優を務めた松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工が舞台あいさつに登壇した。
本作は、ペルーから英ロンドンにやって来た“紳士過ぎる”クマのパディントンとブラウン一家の交流を描き、全世界で328億円の興行収入を記録した大ヒット作の続編。
2年ぶりにパディントンの声を担当した松坂は「世間では(パンダの)シャンシャンが話題になっていますが、来年はこのクマが恐ろしいほど話題になる。本当に面白いから、皆さんの力を借りて盛り上げていきたい」と語った。
本作では、パディントンが欲しい絵本を買うためにアルバイトに精を出す。すると「バイトを探すなら、僕に聞いてください。ぴったりのものを見付けます」と、求人サイトのCMに出演中の斎藤が名乗りを上げた。
松坂に「どんなバイトがいいですか?」と問われると、斎藤は「体毛は生かしたい。ヌルヌルプロレスで、野獣対女子プロレスラーというのはどうかな」と、突拍子もない答えで会場の笑いを誘った。
また松坂は、自身のアルバイト経験がスーパーの青果売り場だったそうで「野菜を売っていたけれど、料理なんてしたことがないから、お客さんに聞かれても、だいたい煮ればいいで乗り越えていた」と明かした。
ステージにはプロモーション用の高さ2メートル40センチ、幅1メートル80センチの、巨大な飛び出す絵本も登場した。松坂は「おしゃれですねえ。やることがいちいちおしゃれ」と感激の面持ち。
そして「パディントンとブラウン家の絆はでき上がっていて、今回はロンドンの人との、さらに新しいコミュニケーションが垣間見えたのがうれしかった。クマが二足歩行をしてしゃべっても、誰も疑問を持たない。疲れやストレスもパディントンが吹き飛ばしてくれて、心が軽くなります」とアピールした。
映画は2018年1月19日から全国公開。
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