最新技術と芸術と。メタバース上での写真展
武藤裕也 NFT写真展「Tokyo in 2020」
8月8日(月)まで / 東京都 / インターネット上の仮想現実空間「メタバース」のギャラリー
2022年2月23日(水)から8月8日(月)まで、武藤裕也 NFT写真展「Tokyo in 2020」が開催されている。驚くべきはその会場。なんと、今話題のインターネット上の仮想現実空間「メタバース」のギャラリーとなっている。入場は無料で、誰でもアクセス可能だ。
写真展のテーマは、コロナ禍と国際大会開催で翻弄され無防備に過ぎていった2021年夏の東京。その翻弄さを表現すべく、一眼レフカメラでの撮影ではなくシャッターボタンを押す設定しかできないコンパクトカメラを使用。
また、現像液はその日の最高気温に設定しフィルム現像をするなど、自ら縛りを課した環境によって生み出された作品群となっている。
また最近ニュースでも耳にする、ブロックチェーン技術を使ってデジタルデータに対し唯一性や来歴を記録できる証明書を付与できる技術であるNFTも活用。
NFT化された写真を「Burn」して保有権を破棄すると、ネガフィルム原版を手にすることができる仕組みとなっており、新たな価値観への問いかけも行われている。
開催概要
<開催日時>
2022年2月23日(水)~8月8日(月)
<開催場所>
インターネット上の仮想現実空間「メタバース」のギャラリー
<入場費>
無料
紹介者コメント・イベニアスタッフ
単に最新技術を応用しただけでなく、芸術からの問いかけともなっています。もちろん、深く考えずに写真を眺めるだけでも楽しめるイベントです。
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
(2022年3月3日時点の情報)