(9)パレード途中で出演者が倒れた様に見える動画が話題
お馴染みとなった、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー両パークの「ディズニー・ハロウィーン」。
東京ディズニーシーの「ザ・ヴィランズ・ワールド」では、アクアボードの演出が追加され、水上ショーに新しい演出が加わりました。
また、東京ディズニーランドのパレードでは、ミッキーマウスがパレード中に倒れてしまった様に見える動画が拡散。
その後、他のニュースでは、ショーやパレ―ド中の過重労働が原因とされる、キャラクター出演者に労災認定がされる話などが話題になりました。
ゲストだけでなく出演者の安全確保にも注目が集まりました。
(10)初めての仮装期間「全面解禁」
これまでは、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」開始の最初と最後の一週間程度だけの、期間限定だった、大人の全身仮装。
2017年は、仮装OK期間が一気に拡大され、ハロウィーンの全期間で可能になりました。
当初は期間中全部だと、
「仮装ばかりになって雰囲気がかなり変わってしまうのでは……?」
という懸念もありましたが、むしろ様々な場面で余裕が生まれ、バランスよく仮装期間が楽しめた様なイメージとなりました。
また、約500名のゲストが仮装をして園内を走る初めてのイベント、「ディズニー・ハロウィーン・ファン・アンド・ラン」も初開催となりました。
新しいパークの姿へ! 準備が始まった2017年
2017年もパークの楽しみとともに、多くの話題を提供してくれた、東京ディズニーリゾート。
もちろん、ここでご紹介した以外にも、書き切れない多くの話題がありました。
そんな中、2017年のポイントを一言で言うならば、多くの施設やアトラクションが刷新又はクローズされ、
「新しいパークの姿への準備が始まった年」
と言えるのではないでしょうか。
ご承知の通り、現在は2020年の完成を目指し、美女と野獣のエリア、屋内型シアターやキャラクターグリーティング施設などの新設が予定されています。
また、詳細は明らかにはなっていませんが、各メディアなどでは、パーク敷地の拡張や、第3のテーマパークという言葉も見られます。
これらはまだ公式発表ではなく、想像の域を出ませんが、将来的には質的にも量的にも、もっと大きなパークへと拡大・拡張していくのでしょうね。
しかしながら、併せて快適さの追求や、満足度の上昇という課題も残されています。
今後はこうした部分にも注目していきたい所ですね。
…そして来年2018年は、いよいよ東京ディズニーリゾート35周年。
永遠に完成しない、日本を代表するテーマパーク。これからの未来の姿がまた楽しみですね。