東京ディズニーシーの人気アトラクション、「タワー・オブ・テラー」。
複数の落下パターンが楽しめる期間限定のスペシャル版、「タワー・オブ・テラー“アンリミテッド”」を開催!
今回はその詳しい内容について、著者の体験に基づいてご紹介します。ネタバレにご注意を!
これまでも冬の季節の恒例だった、お正月明けから春休み前まで行われていた「タワー・オブ・テラー」の特別版が、今回は「タワー・オブ・テラー“アンリミテッド”」となって今年から開始!
その詳細な内容や動きについて、これまでの通常版と昨年までの「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」など、過去のパターンもご紹介しながら詳しく解説介します。
まずはこれまでのパターン(通常版、LEVEL13版)をおさらい!
2019年から初登場となった「タワー・オブ・テラー“アンリミテッド”」。
新しいこちらの特別版をよりじっくり楽しむためには、まずはこれまでの3つのバージョンを確認しておきましょう。
通常版の動き
まずエレベーターに乗り、「最初の部屋(ハイタワー三世とシリキ・ウトゥンドゥがいる部屋)」→「大きな鏡の部屋」と移動し、手を振った後、上まで上昇し、外の風景が見えた後、ライドショット撮影の後、落下します。
こちらの通常版は落下は全部で3回。
ライドショット撮影の後、大落下1回→中落下1回→大落下1回と言う感じで、これが基本。
LEVEL13版の動き
続いて2014年まで開催されていた、特別版「LEVEL13版」。
まず、エレベーターに乗る前の記者会見場の最後のシーンで、ステンドグラスにシリキの緑色の光が飛んでいく演出があります。小さいですが、ここが最初の変更点。
そしてゲストはエレベーターに乗り、「最初の部屋(ハイタワー三世とシリキ・ウトゥンドゥがいる部屋)」までは同じですが、ハイタワー三世が飛ばされた後、ドーンという静かな音の後、一瞬の静寂があります。
そして赤い照明が2度光を放ちながら、急激に2度上昇し、不意打ちの大落下。
そして、再び上昇後、「大きな鏡の部屋」の扉が開き、通常版のハイタワー三世のセリフや鏡に手を振るシーンがないまま、ここでまた落下。
そして落下の途中には、エレベーター前部に火花が散る様な照明効果や、その後の上昇時にはエレベーターを包むように星が輝く演出があります。
写真撮影は、通常版と同じ場所とタイミングですが、いつものタイミングで大落下!…と思いきや、落ちる様なフェイントの動きが入り、やっぱり落下! という、凝った動きをします。
そして、いつもの様に終了…ではなく、ここで再度上昇し、もう一度大落下すると言うパターンです。
落下の回数が通常版の3回から4回に増加し、最後の大落下の際には、落下の衝突音や、ワイヤーが切れて跳ねあがっていく音が加えられています。
この様に、回数が増えたというより、演出がかなり加わった、という特別版でした。
落下も演出も劇的に変化!「LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」版
まず、「LEVEL13」でもあったステンドグラスにシリキが飛んで行く演出は健在。
1. ハイタワー三世の寝室に到着。ハイタワー三世がシリキの呪いによって背後のエレベーターに飛ばされる。
2. 通常版と同じようにゆっくり移動(ツアーAは下降、BとCは上昇)。大きな鏡の部屋では、いつものセリフと演出。…この後に不意打ちで2回の中落下!
3. 一気に最上階へ。大落下! と思いきや、少し落下するがすぐまた上昇して、また最上階から落下(ライドショット撮影)。
4. もう一度上昇して、落下。そしてなんと最初にハイタワーが飛ばされた部屋に再び到着。シリキの顔が迫ってくる演出が追加。そしてすぐに落下。
5. また上昇して、落下。最後にライド前方に火花の演出が。(「LEVEL13」のワイヤーが切れて跳ね上がる演出はなし)
…以上の様に、大小の細かい落下も含めると、「7回も落下」しています。
過去版に比べ、落下回数が増えて大中小のパターンが組み合わされていると言う、かなり動きは激しくなった印象でした。