東京ディズニーシー「タワー・オブ・テラー」を語るうえで欠かせない、呪いの偶像 “シリキ・ウトゥンドゥ”。8つのルールを一つでも破ると呪われると言われていますが、いったい何者でしょうか?
2015年1月6日から3月20日の日程で開催の「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」。絶対知っておくべき “謎” に迫ります。
深いストーリーを秘めた、TDS最恐「タワー・オブ・テラー」
タワー・オブ・テラー。東京ディズニーシーに行くと、誰もが見上げたことのあるアトラクションではないでしょうか。
実は東京ディズニーリゾートのアトラクションの中で、1、2を争うほどの細やかなバックグラウンドストーリーを秘めたアトラクションです。
新イベント「LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」が登場し、最恐が待ち構える「タワー・オブ・テラー」。
バッググラウンドストーリーを知って、今年は去年よりも恐怖たっぷりの、悲鳴をあげてみませんか?
まずはおさらい。「タワー・オブ・テラー」基本的なストーリー
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1899年12月31日の大晦日、ニューヨークのホテルハイタワーではニューイヤーパーティが開かれていました。
そのパーティの席で、ホテルのオーナー、ハイタワー三世は記者会見を開き、奇妙な偶像を公開します。
“シリキ・ウトゥンドゥ” と呼ばれるその不気味な偶像は、ハイタワー三世自身が冒険に行き手に入れたもの。コンゴ川に住むムトゥンドゥ族から半ば強奪して手に入れたものでした。
「呪いの偶像」とも呼ばれる “シリキ・ウトゥンドゥ”。記者会見ではその呪いについての質問があがりますが、ハイタワー三世は逆に呪いを馬鹿にしてしまいます。
記者会見の後、ついに “シリキ・ウトゥンドゥ” の呪いがハイタワー三世にふりかかります。
緑色の雷がホテルに落ち、ハイタワー三世が乗せられたエレベーターは落下。しかし、落下してぐちゃぐちゃになったエレベーターには、ハイタワー三世の姿はありませんでした。
エレベーターにあったのは、“シリキ・ウトゥンドゥ” と、ハイタワー三世の帽子だけ……。
この事件以来、ホテルハイタワーは閉鎖。かつて栄華を極めたホテルは、ニューヨーク市民から「恐怖のホテル(タワー・オブ・テラー)」と呼ばれるように。
そして今、ホテルハイタワーの歴史的価値を後世に残すべく、ニューヨーク市保存協会によって、ホテルハイタワーの見学ツアーが開かれます。
わたしたちゲストが、そこで見たものは? 体験したこととは?
……以上が、「タワー・オブ・テラー」のストーリー。
ですが、実はもっともっと奥が深くて、アメリカンウォーターフロント中に張り巡らされたストーリーや、緻密な人間関係が詰まっているんですよ!