東京ディズニーシーで、2015年1月6日から3月20日まで開催の「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」。
大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー三世は、アフリカの秘境で手に入れた呪いの偶像、“シリキ・ウトゥンドゥ" を敬わなかったために、その呪いにかかり、肉体を失って永遠に落下の恐怖を繰り返すという運命をたどる事になります。
ちょっとかわいそうな気もしますが、実は、自己顕示欲が強く、威圧的な性格で、欲しいものはどんな手段を使ってでも手に入れる、強欲な面がありました。
今回はそんな彼の性格がよくわかる、意外に知られていないエピソードを3つ紹介します。アトラクションの待ち時間にも楽しめますよ!
1. ホテル外壁に自分の顔のレリーフを刻んで、市民を見下ろしている
夜のライトアップだけでなく、不気味な外観と、威圧的な雰囲気が特徴の「ホテルハイタワー」。
ホテルの建設にあたって、ハイタワー三世は、有名なロシアの建築家に設計を依頼したのですが、上品なデザインが気に入らず、その建築家を途中で解雇してしまった、というエピソードがあります。
この威圧的なデザインは、実はハイタワー三世自身が深く関わっているのです。
そんな中、彼はホテルの外壁に、普通では考えられない装飾を施しています。
……それは自分の顔を、ホテルの一部にデザインしていると言う事。
これは意外に知られていないのですが、建物を正面から見ると、アーチ状の窓の様な部分が、4つ見えます。
この右から2番目のアーチの頂点部分には、なんと「ハイタワー三世の顔のレリーフ(浮き彫りの石版)」が設置されているのです。
この彼の顔は、眼下のニューヨークの街や港を見下ろし、まるで支配下に収めているような威圧的な表情。非常に彼らしいですね。