iPhoneの「ミュージック」の設定
実は、曲の音量の大小が気になるのは、パソコンで再生しているときよりも、iPhoneで再生しているときです。ヘッドホンで聴いていると、音量の大小がかなりわかってしまうんですよね。そこで、iPhoneの「ミュージック」アプリでも同じような設定をしましょう。
iPhoneの「設定」を開き「ミュージック」をタップします。
設定画面が表示されたら「音量の自動調整」を「オン」にします。基本的には、これでOK。iPhone内の曲の音量が一定になるように調整されます。
しかし、これだけだとうまく音量が一定にならない曲もあるんです。個人的な感覚ですが、あまりにも音量レベルが違いすぎると、一定にならないようです。
これを回避するために、「音量制限」を設定します。「音量制限」の項目をタップしましょう。
ここでは、音楽の最大音量を設定します。低めにしておくといいでしょう。これを設定することで、極端に音量の大きな曲も、他の曲と同じくらいの音量になります。
あとは、本体の音量調整で快適な音量に設定しましょう。
iPhoneの「ミュージック」では、クロスフェードの設定がないんですよね。あれば、クロスフェードの設定もすると、さらに音量の差を気にならなくなるはずなんですが……。
次期バージョンアップでは、ぜひともクロスフェードを入れていただきたい、アップル様!!
なお、これらの設定をした副次効果として、昔のCDのうち、元々高音質なのに音量レベルを抑えていたものが、すごくクリアに聞こえるようになります。
僕は、C-C-BのCDがとても音の分離がよく、音質も高いということに気が付きました。
特に80~90年代のCDは、元々の音がいいのにレベルを低くしているものが多いので、この設定を実行することで、「お、結構いい音じゃん?」というものがあるかもしれませんよ。