「クマのプーさん」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMにて2022年10月2日(日)まで開催中。名古屋市美術館にて2022年10月8日(土)〜11月27日(日)に開催されます。
プー原作のカラーを含む原画が来日する貴重な企画展の展示内容を紹介します。
プーの「夢のような時間」が広がる空間
「クマのプーさん」展では、貴重な原画が約100点来日。
原作「クマのプーさん」は、文字と挿絵が一体となって楽しめるよう計算して作られており、挿絵も重要な作品の一部です。
初版時は白黒でしたが、後に挿絵画家E.H.シェパード本人の手でカラーの挿絵も描かれました。
今回は、そのカラフルな原画が来日する、非常に貴重な機会です。
展示室は、インテリアやグラフィックにまでこだわり、物語の舞台である「百町森」(100エーカーの森)をイメージした空間に変身。
百町森の美しい自然を描いた原画に包まれることで、プーたちが暮らす世界を追体験できます。
カラー原画を、「クマのプーさん」の物語や関連詩集の文章とともに鑑賞できる、贅沢な空間。
「夢のような時間」を体験する場となります。
プーの故郷の景色で癒される
「百町森」(100エーカーの森)には、モデルとなった場所があります。
著者A.A.ミルンが、息子のクリストファーと遊んでいた、イギリス・サセックスのアッシュダウン・フォレスト。
プー棒投げ橋など物語に登場する場所が今も残っています。
広大な森の中で、プーたちが暮らす「魔法の場所」の空気を感じられる、美しい癒しの空間です。
今回、展覧会のためにアッシュダウン・フォレストの映像を撮り下ろし。
インスタレーション展示で、日本にいながらアッシュダウン・フォレストにいる感覚が楽しめます。