小林悠(川崎フロンターレ) (C)スエイシナオヨシ

リスタートとなる一戦で嫌な流れを断ち切った。ご存じ、川崎フロンターレが『明治安田生命J1リーグ』第17節・北海道コンサドーレ札幌戦で5-2の大勝。4年ぶりとなるリーグ戦連敗、10年ぶりとなる3試合ノーゴールを止めたのだった。鬼木達監督は6月20日のメディア対応に登場。次のように札幌戦を振り返った。

「壁を乗り越えたとは言いたくないが、大きな1勝だった。2連敗して、3試合連続で無得点の中、2週間半のインターバルがあって、そこで結果が出るのか、それとも内容は良かったけど結果は出ませんでしたかでは全然違う。進むべく道は見られたのかなと思う」

戦線復帰した大島僚太について、指揮官はこのように評価した。
「アンカーの重要性はあるが、僚太がいい意味でチームとしての基準を示してくれた。あの試合をいろんな選手が見ているので、その選手たちが僚太のような形ではなく、自分の特徴でボールをどう前へ進めていくのか、どうビルドアップに関わっていくのか。ほかにもいい選手はいっぱいいるので、その選手らしくチームを引っ張っていってほしい。確かに僚太にしかできないプレーもある。今までやってきた選手も、これでよりいろんなことが明確になると思う」

それぞれ2ゴールをマークした家長昭博と小林悠についてはこう語った。
「こういう時のゲーム、連敗が3年ぶり、無得点が10年ぶりのプレッシャーとかと彼らは当然戦ったと思う。アキやユウ、(チョン・)ソンリョンもそう。彼らは選手から見ても頼もしい存在だと思うだろうし、監督から見ても心強い存在」

一方、『天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会』3回戦で対峙する東京ヴェルディもいいリスタートを切ったばかり。城福浩監督の初陣となった6月18日『明治安田生命J2リーグ』第22節・レノファ山口FC戦で3-0の快勝。鬼木監督は勢いに乗る相手を以下のように分析した。
「タイトルがかかっている重要なゲーム。札幌戦で手応えをつかんでいるので、高めていきたい。相手は技術を生かして崩し切る、ほかとは違うサッカーをしている印象がある。これまでの分析とは当然違う面も出てくるだろうが、全部が全部変えるというわけにはいかない。守備の部分、一人ひとりがしっかりやるべきことをやっている監督という印象がある」

果たして川崎Fが順当に駒を進めるのか、それとも東京Vが大物食いをやってのけるのか。『天皇杯』3回戦・川崎F×東京Vは6月22日(水)・等々力にてキックオフ。チケット発売中。

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