来年4月から東京・名古屋・京都を巡回する「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」の記者発表会が12月7日、都内にて行われ、同展覧会のテーマソングに起用されることが決まった杏が、特別ゲストに登場した。
初のオリジナルソングが起用されることについて、杏は「素晴らしい企画に参加できることをとても光栄に思っています。ミュージシャンを始めてから初めてのオリジナル作品なので、これから頑張って制作していきます」と、意気込みを語った。
アートへの関心も強いという杏は「小さい頃から美術館にたくさん行ってました。エッセイにイラストを書いたり、海外の美術館で模写をしてみたり。(ロシアのエルミタージュ美術館は)世界三大美術館のひとつなので、一度は行ってみたいと思っていたら美術館のほうから来てくれました! 大好きな画家の作品がたくさん来るので、凄い楽しみです」と笑顔をみせた。
「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」では、世界三大美術館と称されるロシア・サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館の膨大な所蔵品より、16世紀から20世紀の“顔”ともいうべき名作が上陸する。ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、レノルズ、モネ、マティス、ピカソら83人の作家の全89点が展示される。なかでもマティスの最高傑作のひとつ《赤い部屋(赤のハーモニー)》は、約30年ぶり(名古屋は約20年ぶり)の来日で見どころのひとつだ。
期間は4月25日(水)から7月16日(月・祝)まで東京・国立新美術館、7月28日(土)から9月30日(日)は愛知・名古屋市美術館、10月10日(水)から12月6日(木)は京都市美術館にて。東京展のチケットは2月25日(土)より一般発売開始。チケットぴあでは、早割りペアチケットを12月25日(日)より発売する。