谷口彰悟 (C)スエイシナオヨシ

7月18日、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会公式会見が実施された。SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)を指揮する森保一監督は「アジアでのレベルアップを図りながら、『E-1』のタイトルを取れるようベストを尽くしたい」と抱負を口にした。

この3試合での選手の起用法を問われると、森保監督はこう答えた。
「この『E-1』3試合でできるだけ多くの選手を起用しながら、この大会に挑もうと思っている。今回のチームは国内で活躍する選手で構成している。勝利、優勝を目指し、日本の価値を上げる戦いをできればと思っている。『W杯』に思いを持っているすべての選手にチャンスはある。今回の『E-1』でも選手個々のパフォーマンスを見ていきたい」

7月17日・18日には選手たちのメディア対応も行われた。主将に任命された谷口彰悟、32歳にして初招集の水沼宏太、約10年ぶりの招集となった宮市亮が次のように意気込みを語った。
谷口「正直難しい大会だという印象を持っている。3連勝して優勝するという目標は絶対に達成したい。そのためには相当な覚悟を持って臨まないとあっという間に終わってしまう。お互いを高め合いながらやれればと思っている」

水沼「サッカー選手である以上、目指してきた場所なので、うれしく思う。でもここで終わりではなく、ここがスタートラインだと思ってやっていきたい。結果を出せれば、自分の価値を高めることにつながるので、チームのために特徴を出せればと思っている」

宮市「選出された時にもうれしさとともに責任感を感じるという話をしたが、その思いはより高まっている。野心を持ちすぎるとうまくいかないタイプなので、目の前の一つひとつのトレーニング、試合に取り組んでいけば、自ずと結果は付いてくると思う」

初招集11名を含んだ26名の日本代表メンバーは以下の通り。
【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)、23鈴木彩艶(浦和)
【DF】19佐々木翔(広島)、3谷口彰悟(川崎F)、2山根視来(川崎F)、5畠中槙之輔(横浜FM)、25小池龍太(横浜FM)、4中谷進之介(名古屋)、22荒木隼人(広島)、24大南拓磨(柏)、13杉岡大暉(湘南)
【MF/FW】18水沼宏太(横浜FM)、17宮市亮(横浜FM)、15橋本拳人(神戸)、7野津田岳人(広島)、14脇坂泰斗(川崎F)、9西村拓真(横浜FM)、16相馬勇紀(名古屋)、6岩田智輝(横浜FM)、8森島司(広島)、10岩崎悠人(鳥栖)、21満田誠(広島)、11町野修斗(湘南)、20細谷真大(柏)、26藤田譲瑠チマ(横浜FM)

『E-1選手権』で日本代表は7月19日(火)・県立カシマサッカースタジアムにて香港代表、24日(日)・豊田スタジアムにて中国代表、27日(水)・豊田スタジアムにて韓国代表と対戦。19日(火)は女子日本代表×韓国代表と同日開催。3試合ともチケット発売中。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。