西村拓真 (C)スエイシナオヨシ

7月22日、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会・中国戦を前に、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)のメディア対応が行われた。この日は西村拓真が登場。7月19日・香港戦で2ゴールの国際Aマッチデビューを飾ったFWは改めて「日の丸をつけて戦うことへの重みだったり、責任をすごく感じた。代表の重みや覚悟や責任はここに来て一層強くなったし、さらに強く持たないといけないと思った」と実感を口にした。

西村は香港戦で得た課題を次のように振り返った。
「すべてのベースを上げることだったり、自分にしかないものを表現していくということはいつになっても変わらない課題。今後も積み重ねていきたい。
(自分にしかないものとは)2列目からゴール前へ入って行くところだったり、動き回るところだったり、アグレッシブにプレーするところ」

森保一監督からも的確なフィードバックがあったと言う。
「監督に言われたことは今ここで詳しく話したくないが、すごくいいコミュニケーションを取れた。監督が求めるものや自分が求められるものが再確認できたし、すごくいいコミュニケーションが取れた。前の試合の課題だったり、フィーリングだったりをコミュニケーションを取り、今後どうやって強い相手に戦っていくか話せた」

『ワールドカップ 2022』カタールへのアピールという考えとは異なった見解を口にした。
「(『W杯』は)誰もが目指す場所。そこに対して言われるが、自分は日々の積み重ねが大事だと思っている。日々自分がレベルアップしてやることが大切だと思う。まずここでしっかり優勝して、この活動を終えたい」

さらに西村は横浜F・マリノスでの充実ぶりを語った。
「マリノスでやっていることは今までのサッカー人生で初めての経験が多くて、とても毎日が新鮮で、自分自身新しい発見が多く、充実して過ごしているし、成長を実感している」

また西村はかつてロシアでぶつかった壁についても言及した。
「足りないところをロシアで痛感させられたし、本当に悔しい思いをして、今の原動力になっている。またチャレンジしたい気持ちも強いので、今は自分のレベルアップが大事だと思う。フィジカルだったりスピード感、インテンシティ、すべてで足りてないし、全体のベースが足りていない。毎日より強く意識していかないといけないと思っている」

日本代表はこの後7月24日(日)・豊田スタジアムにて『E-1選手権』中国戦、27日(水)・豊田スタジアムで韓国戦を開催。チケット発売中。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。