バレンタインデーは1年のうちでチョコレートの種類が一番豊富な季節。沢山のチョコレートを前にどれを買おうか悩みますよね。

試食があれば、食べ比べて自分が気に入ったものを買えばいいのですが、そうじゃない場合はどのような基準で買えばいいのか? ご紹介します。

ポイント1:どの国のブランドか

この季節は沢山の海外ブランドのチョコレートが手に入りやすくなりますが、大胆に国で大きく味を分類しちゃいます。

スイスやドイツはミルク分が多くて甘さのある濃厚タイプが多く、ミルクチョコレートが好きな人にお勧めです。

ベルギーはカカオとミルクが程よいバランスで、一般的に好まれやすいチョコレートが多いです。

イタリアはブラクでかなり甘めなものが多く、ジャンドゥーヤ系のものが多いです。

フランスはカカオ分が高く、ブラックなチョコレートを好む人やチョコレートを食べ慣れている、チョコレート好きな人にお勧めです。

まずはひとつ、大きな見極め方と選び方が「国」です。

ポイント2:チョコレートの種類

また、テイストの見極め方には、チョコレートの種類がダーク(ブラック)、ミルク、ホワイト、ブロンドと4種類あります。これはわかりやすいし、皆さんも良くご存知だと思います。

苦めが好きな方にはブラック、甘めが好きな方にはミルク、カカオが苦手な方にはホワイトチョコレートやそれをベースにしたストロベリー、抹茶なども。

最近の新しいテイストはブロンド。ブロンドチョコレートは第4のチョコレートとも言われていて、今年は目に触れる機会も多くなりそうですね。脱色していないホワイトチョコレートで若干塩味が感じられ、ナッツやドライフルーツなどとの相性もばっちりな有望なチョコレートです。

今年流を取り入れるなら、ブロンドチョコレートの選択肢は大いにありですね。

ポイント3:製造方法にも注目!

最近注目度の高い「bean to bar(ビーントゥバー)」は、カカオ豆からチョコレートになるまでのを一貫して行なわれたチョコレート。カカオ豆の買い付けにはじまり、焙煎、製造の全てを自社で行ったもので、ショコラティエの全てのこだわりがその中に詰まっていると言っても過言ではありません。

それぞれのお店で商品の名称やナンバリングなどが異なっているので、ここで選び方を説明するのは難しいのですが、例えば味わいや風味が名称になっている場合もありますし、わからない場合はお店の方が丁寧に教えてくれるので、遠慮なく聞いて自分好みの味を見つけましょう。できれば試食をお願いしてから購入するのも良いと思います。