ドラマ「商店街のピアニスト」の合同取材会が9月23日に行われ、出演者の駒木根葵汰と優希美青が、作品の見どころなどを語った。
本作は、とある商店街のストリートピアノが置かれた楽器店を舞台に、一度はピアノから遠ざかった主人公の澤本蓮(駒木根)が、楽器店の娘・梶原美鳥(優希)と出会うことで、ストリートピアノの演奏者として新たな道を歩き出す様子を描く、ハートウォーミングな成長物語。
駒木根は「人それぞれに抱えている悩みをピアノを通して解決していくという、音楽の素晴らしさを描き出していけたらなと思って取り組んだ作品です。コロナ禍で、苦しい期間があった中で、心の安らぎどころを見つけてもらえたらなと思いますし、音楽に注目して見てもらえたらうれしいです」と語った。
また、役作りでピアノの練習に励んだといい、「僕は去年の秋頃にちょうどピアノを買って、コードを使って遊んでいたのですが、今回は楽譜を見て弾くクラシックだったので、本当に初めから音に合わせて弾く練習をしました」と明かした。
「ピアノを購入した理由は?」との問いには、「スーパー戦隊のドラマ撮影中に仲よくしていた『仮面ライダーリバイス』の前田拳太郎くんがピアノを弾くのがとてもカッコ良くて、ピアノを弾けたらモテると思い、すぐに買おうと決断しました」と答えて笑いを誘った。
一方、優希は、本作の見どころについて、「一話一話が心温まるストーリーになっています。ピアノや音楽の力で、悩んでいる人や、迷いがある人の背中を押していくお話は、今まで音楽にあまり興味がなかった人にも心に響くものがあると思いますし、蓮くんを始め、キャラクターの一人一人が成長していくので、それぞれのキャラクターにも注目していただきたいです」と笑顔でアピールした。
ドラマは、10月3日午後10時30分からBS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)で放送スタート。