アイドルとヒップホップの二面性というか、表と裏の顔というか(ami)

ぴあのキャラクター「ぴっけろ」「くまっぴー」と一緒に。 拡大画像表示

──ワイドショーでよく見る「テレビ局の入社式に○○さんが来ました!」みたいな感じで、いつものライブとはちょっと違った雰囲気だったと思いますが、いかがでしたか。

ami もっとカタい感じで、コール&レスポンス返ってこなかったらどうしようなんて思ってたんですけど、やりやすかったです。

ayaka スーツの方がたくさんいらっしゃるのかと思ったら、浴衣の方もたくさんいらして。

──皆さんは元々、大学生のプロデュースで結成されたんですよね。

yumi 私はプロデュースした人が学校の先輩だったんですよ。先輩の卒業制作をお手伝いするくらいのつもりでオーディションに参加したんですけど、行ってみたら「あ、ホンモノのアイドルオーディションだったんだ」っていう感じで(笑)。

mei 私は今の事務所に入って初めてのオーディションだったんですよ。そこでヒップホップアイドルだって聞いて、アイドルよりもヒップホップという言葉のほうが印象に残りましたね。カッコいい音楽やるんだなって。

ami ダンスは習ってたんですけど「ラップできる?」「やったことないです」から始まって。

hina 私はまだ最近入ったばかりなんですけど、オーディションの前に、lyrical schoolの曲を聴いたり、映像を見て、普通のアイドルさんたちとはちょっと違うのかなって思っていました。でも、実際に入ってやってみたら、アイドルでもあり、ラップでもあり、いろんな顔が見せられて楽しいなって思います。

──アイドルブームと言われるようになって久しいですが、いろんな音楽を聴かせるグループが出てきてますよね。AKB48を筆頭にした王道アイドルポップス路線があれば、ベイビーレイズやParty Rocketsのようなロック色の強いグループもあれば……、

ayaka うわー、詳しいですね! すいません。私もアイドルが大好きなので、詳しい人と話すとうれしくなっちゃうんです(笑)。

──光栄です(笑)。そんな中で、ヒップホップというジャンルをやっているのは皆さん以外では、ライムベリーとhy4_4yhあたり?

ami 一番やってる人が少ないジャンルですね。

yumi でも、こっちが「イエーイ!」って言ったら、初めてのお客さんでも「イエーイ!」って返しやすいジャンルなのかなって、思うようになりましたね。最初は盛り上がりにくいジャンルかなって思ってたんですけど。

──「タイガー! ファイヤー!」のノリじゃないですからね。

mei そうですね(笑)。私たちのライブはヲタ芸とかないし、初めのころは他のアイドルさんと一緒のイベントに出てても「盛り上がってるのかな?」って、不安もありましたね。

──皆さん、あくまでもアイドルというくくりなんですよね?

ami アイドルとヒップホップの両方ですね。二面性というか、表と裏の顔というか。

mei どっちが表?

ayaka アイドルです!(笑) 私はね。みんなは分かんないけど。

yumi アイドルのイベントも、ヒップホップのイベントも出させていただいてるんですけど、どっちも楽しいですからね。