デコレーションの意味を解説

©︎Disney/Pixar 撮影/YOAHI

『リメンバー・ミー』の舞台はメキシコのお祭り「死者の日」。

10月31日から11月2日まで行われる、故人の魂を迎える祭礼行事で、日本のお盆のようなものです。

10月31日には、ガイコツの仮装をした人々が街を練り歩き、盆前で飲食し、楽団が故人の好きな歌を歌うことで、故人の魂との交流を楽しみます。

ロストリバーデルタでは以前ディズニー・ハロウィーンで「チップとデールのスケルトン・フィエスタ」が公演されていましたが、これも「死者の日」のお祭りがテーマとなっています。

今回、ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナの入り口は黄色いマリーゴールドの花びらで飾られています。

マリーゴールドは死者と現世の世界を繋ぐシンボル。

祭壇や墓の前に色と香りの強いマリーゴールドを飾ることで、、故人の魂が迷わず戻ってこられるようにしています。

『リメンバー・ミー』のミゲルが住む現世と「死者の国」を繋ぐ橋もマリーゴールドの花びらでできています。

©︎Disney/Pixar 撮影/YOAHI

店内には、ミゲルと旅の相棒となるガイコツ、ヘクターの絵が飾られています。

下には「SEIZE YOUR MOMENT」という言葉が書かれています。劇中のあるキーワードとなる言葉です。

©Disney / Pixar 撮影 / MezzoMiki

さらに、白いギターも飾られています。

これは、ミゲルたちが住む町サンタ・セシリアが生んだ伝説のミュージシャン、エルネスト・デラクルスのギター。

店先の壁に描かれている5人の絵のうち、左上がエルネスト・デラクルスです。

『リメンバー・ミー』では彼の大きな霊廟に飾られており、ミゲルと「死者の国」とを繋ぐ、大事なアイテムです。

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