好きな人との付き合いが長くなってくると、ひときわ話題に上がってくるのが“旅行”。この夏、彼氏や彼女と2人きりで旅行に行こうと、今から計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

世界最大のオンライン旅行会社、エクスペディアが2013年20~50代の男女計400名を対象に「恋人・異性との旅行に関する調査」を行ったところ、「どれ位の交際期間があれば、海外旅行・国内旅行に行ってもいいと思いますか?」という問いかけに対して、1年以上が海外旅行、3~6ヶ月以上が国内旅行と回答。

さらに、未婚者を対象に「今後恋人と一緒に旅行に行きたいですか?」との質問には、「とても行きたい」と回答した割合が、男性45%に対して女性は57%。30代女性にいたっては、84%と高い数字が出ていることから、20~30代女性の“恋人との旅行願望”がとても強いことが分かります。

そんな憧れの2人旅ですが、つい気持ちが高ぶって、くれぐれも妙なはしゃぎすぎには注意したいところ。特に見知らぬ土地では思いも寄らぬハプニングに見舞われやすいので、恋人に対し幻滅してしまうことも少なくありません。

そこで今回は、恋人との2人旅で失敗してしまった体験談を、筆者の周りにいる友人男女に聞き込み調査をしてみたのでご紹介します。

 

憧れの恋人との2人旅で失敗してしまった体験談

●その1:部屋の壁が薄かった

「初めて行った温泉旅行は、彼と一緒に温泉に入りたかったので、奮発して露天風呂付きの部屋を予約。そこまでは良かったんですが、あろうことか夜の営みを聞かれちゃったみたいで……。『昨日はお盛んだったようで』と、お隣さんに嫌みをいわれたときは、顔から火が出るほど恥ずかしかったです」(26歳/飲食)

これは恥ずかしいですね……。旅館でくつろぐまでは良かったですが、宿泊先で夜の営みとなると、それなりにリスキーです。

今回はお隣さんに聞かれただけで済みましたが、場合によっては旅館側から注意されかねないので、彼氏と気まずい関係に終わらなかっただけでも良しとするべきなのかも……。

 

●その2:旅館が思っていたより、ボロかった

「旅行雑誌には立派な写真が掲載されているのに、いざ足を運んだ旅館はイメージと違ってかなりのボロ屋敷。おかげで『予約したのはお前だろ?』と、ついカッとなって言ってしまったひと言に、彼女が『○○だって確認したじゃん!』と猛反発。

挙げ句、口論していたところを仲居さんに聞かれてしまって、それから接客態度が悪くなってしまいました……。旅行以来、彼女とは口を聞いてもらえないし、ほんと散々な思い出です」(27歳/派遣)

旅館が思っていたイメージと違ったのはさておき、それを仲居さんに聞かれてしまったのはマズかったですね……。筆者も似たような経験がありますが、そういうときは心のなかで留めておくのが大人の対応なのかもしれません。

また、少しくらいイメージと違っても、楽しんでいい思い出にしちゃった方が得策ですよ。