東京ディズニーリゾートの冬の寒さをなめてはいけない。
海辺に近い場所にある「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」は、海風のせいか、クリスマスイベント期間から年明け3月くらいまで、特に朝晩は冷え込みます。
平均気温が10度以下になる日は、どんな寒さ対策が必要でしょうか。徹底解説します。
冬の開園待ちと夜のショーパレ待ちは寒い
冬のディズニーリゾートで一番寒いのが早朝。
昼間は動くこともあり比較的過ごしやすく、そして、夜のショーやパレードを待つときに、また寒さを感じます。
夜のパレードといえば、東京ディズニーランドの「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。
そして、東京ディズニーシーでは、ナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」が2022年11月11日に開始。
寒いからと帰ったらもったいない!
しっかり準備して体験しましょう。
寒さ対策1:カイロで手足や太い血管を暖める
最低気温が10度の日も、最高気温が10度の日もカイロを持っていると安心。
最近は充電式のカイロもありますが、冬のアウトドアではやはり貼るカイロが必須。
貼るカイロ
太い動脈がある場所に貼ると効果あり。
腰よりもおなか、肩甲骨の間などに貼るほうが体温が上がるそう。
靴用カイロは、足の裏よりも私は足の甲側に貼ります。
足の裏に貼って歩いていると痛くなるからです。
ゆとりのあるブーツなら平気ですが、スニーカーだと難しいかもしれないですね。
友人の中には、アキレス腱やふくらはぎに貼っている人もいます。
貼らないカイロ
貼らないカイロを上着のポケットに入れたり、小さなカイロを手袋の中に入れると、手が冷たくなりません。
スマホを触るのにいちいち手袋を外すのが面倒なので、私は指先だけ出るタイプの手袋をはめているのですが
小さいカイロが手のひらにあると、写真撮影の時も手が冷えないのでおすすめです。
アプリで探してパーク内で購入可能
ロマンチックなクリスマスのパークで、タイツ1枚と短いスカートで「寒い寒い」と彼氏に訴えている彼女をみると、ついおせっかいでカイロをひとつ差し上げたくなります。多分、そういう事ではないでしょうけれど。
とにかく、使い捨てカイロが欲しくなったら、パーク内のショップでも購入できます。
東京ディズニーリゾート公式アプリで販売場所をチェックして。
ちなみに、夏は瞬間保冷剤が販売されます。
1.ショッピングのアイコン(バッグの形のマーク)をタップ→
2.フィルターアイコン(じょうごの形のマーク)をタップ→
3.取扱商品の項目の「カイロ」をタップ
寒さ対策2:脱ぎ着に便利な防寒アイテム
冬にパークに遊びに行く時の服装は、朝晩や室内での寒暖差を調節するために、脱着しやすいアイテムが便利。
手袋やマフラーはマスト。
インナーはヒートテックが思いつくと思いますが、意外とこれが曲者。
動くと発熱する「吸湿発熱」タイプは、じっとしていると暖かくないのです。
逆に、動いて汗をかいたあとはその汗が冷える原因になったり、水分を多く吸いすぎて肌が乾燥してしまうことも。
肌に直接つくものは木綿にして、ヒートテックはその上にするなど、うまく重ね着してみてください。
小さく折りたためる薄いダウン(ユニクロのウルトラライトダウンなど)、コンパクトに折りたためて風を通しにくいナイロンジャケットは、嵩張らないのでおすすめ。
アウトドアブランドやスポーツブランドのアイテムも優秀です。
昼間に使わない荷物はロッカーに預けたり、車に置きにいけば身軽になれます。
プラスアルファ技は下半身強化
どんなに気温が低くても、下半身が暖かならば人間何とかなるもの。
重ね着は、下半身を重点的にすると寒さ知らず。
昔のパーク内では、ブランケットを腰に巻いたまま歩いている人をよく見かけ「舞浜巻き」と呼ばれることもありました。
近年は、腰に巻くタイプのキルティングやダウン素材のラップスカートも売られています。
普通のスカートでも重ねれば全身ホカホカ。
厚手タイツ+パンツorレギンス+ロングスカート、これにプラスアルファで、レッグウォーマーをつけると暑いくらいです!
太ももまで隠れる5分丈パンツも、脂肪が豊富な部分が冷えにくくておすすめ。
大きなブランケットは持ち運びに嵩張るので、ここまですると、小さいひざ掛けを予備に持っていくくくらいで十分。
とはいえ、ショー待ちを長時間する場合は、やはりちゃんとしたブランケットが1枚あると重宝。
パークでも冬はたくさん売られますので、お土産ついでに購入してもよいでしょう。
座ったときのお尻の冷え対策には、ポータブルクッションがおすすめですが、ブランケットを折りたたんで使っても暖かいです。
レジャーシートだけでは、地面からシンシンと冷えてきますので!
寒さ対策3:引き続きマスク活用で顔も暖か
今ではほとんどの方がマスク生活していますが、私は以前から冬のパークではマスクを愛用していました。
理由は、顔が温かいから。
もちろんインフルエンザや風邪の予防効果も期待しての事ですが、風の冷たさと乾燥を防ぐために、マスクは重宝するのです。
最近は、かわいいデザインのマスクが増えたので、洋服とコーディネートしてつけていくのも楽しみかと思います。
また、他の乾燥対策として、リップクリームやハンドクリームも忘れずに。
寒さ対策4:冬のあったかドリンクやフード
ホットカクテルやスープ
冬のパークでは、温かいドリンクやスープが販売されます。
大人の楽しみは、ホットワインやホットアルコールカクテル。
東京ディズニーランドでもお酒が飲めるようになりました。
2022年のクリスマス期間限定では、「ブランデー&ココア」のホットカクテルは甘くて最高です。
お酒が飲めない方には、「メイプル風味のホットアップルドリンク」がおすすめ。
ホットココア、コーンチャウダー、ベジタブルとベーコンのクリームスープなども、都度、各店舗に登場します。
メニュー検索して探してみてください。
以下は、ミッキーの形のクルトンがついていて、写真を撮ってもかわいいのでイチオシ。
- 「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の「ミネストローネ、チーズクルトン添え」
- 「セバスチャンのカリプソキッチン」の「シーフードチャウダー」
- 「ケープコッド・クックオフ」の「ニューイングランド・シーフードチャウダー」 など。
体が温まる麺やソース
プライオリティーシーティング(レストラン予約)で、待ち時間を少なくする方法も大事ですが、寒い日は、あったかーいラーメンが食べたくなりますよね。
東京ディズニーシーでは、「ヴォルケイニア・レストラン」がおすすめ。
室内の席が多めで、こどもが食べやすいメニューもそろっています。
東京ディズニーランドの定番は「チャイナボイジャー」
ただし、室内席が少ないのがネック。
冷えてしまったと思ったら、室内席が多い、「ハングリーベア・レストラン」でカレーをどうぞ。
夏に登場した、“Make a Change”スパイシーハリッサソース(110円)をさらにプラス。
味の変化を楽しむためのスパイシーなソースなのですが、これがかなり辛くて体がポッポしてきます。
ポテトやお肉につけても美味しいです。
販売箇所が増えてきましたので、辛いのが大丈夫な方は、寒い日に試してみて。
ハリッサソース販売場所
■東京ディズニーランド
リフレッシュメントコーナー
キャンプ・ウッドチャック・キッチン
東京ディズニーランド
ハングリーベア・レストラン
トゥモローランド・テラス
プラズマ・レイズ・ダイナー
■東京ディズニーシー
ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
ケープコッド・クックオフ
ドックサイドダイナー
カスバ・フードコート
寒さ対策5:屋内アトラクションで解凍
当たり前ですが、室内アトラクションは暖房が効いていて暖かい。
ここで凍え切った体を解凍しましょう。
東京ディズニーランドで比較的長い時間座っていられたり、室内で過ごす時間が長いアトラクションは
- カントリーベア・シアター
- イッツ・ア・スモールワールド
- ミッキーのフィルハーマジック
- スティッチ・エンカウンター
- 魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
- シンデレラのフェアリーテイル・ホール
- ミッキーの家とミートミッキー
- ミニーのスタイルスタジオ
など。
ワールドバザールも、屋根下の半室内になるので、いくらか寒さをしのげます。
東京ディズニーシーでは、マーメイドラグーンが最強。(真夏のおすすめもここでしたが。)
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
- マジックランプシアター
- タートル・トーク
- ニモ&フレンズ・シーライダー
- トイ・ストーリー・マニア!
など。
「スタンバイパス」や「ディズニー・プレミアアクセス(有料)」対象のアトラクションがあれば、それを取得して短い待ち時間で体験する事もできます。