「ファーストペンギン」(C)日本テレビ

 奈緒が主演するドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)の第6話が、9日に放送された。

 本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだ若きシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波にこぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに描いたリアルサクセスストーリー。

 ある日、若手漁師の永沢一希(鈴木伸之)から、「子どもができたから会社を辞める」と告げられた和佳は、永沢の恋人の白峰アイナ(足立梨花)に会いに行き、事情を探ろうとする。

 その後、和佳の下に、テレビ局のディレクターから、「お魚ボックスの将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が入る。

 和佳は、テレビで取り上げられれば、アイナの気持ちも変わるのではないかと思い、船団長の片岡洋(堤真一)たちに事情を説明。漁師たちは永沢に残ってもらうためならと承諾する。

 ところが、さんし船団丸の面々がテレビに出るといううわさが港で広がると、漁協だけでなく、ねたみを募らせたほかの船団の漁師たちの不満が爆発し、大乱闘に発展する。

 また、さんし船団に対する嫌がらせも日増しにエスカレートし、周囲から疎外されてしまう。片岡たちはテレビで告発するが、放送当日、その部分はカットされた。

 和佳は、意気消沈する漁師たちに「敵をつぶすなんてせこい考えは捨てて、仲間を増やしていこうよ」と鼓舞する。

 放送終了後、SNS上には、「和佳が本当に心が強くて、毎週泣いている気がする」「鈴木伸之さんが演じる永沢くん、 いつもの真逆のキャラなんだけど、好き」「このドラマを見ていて 日本の漁師の方々に 感謝したいと本当に思う」などのコメントが集まった。

 また、和佳が本気で告発しなかったことについては、「相手をつぶすんじゃなくて仲間を増やすという考えになる岩崎さん本当にすごいな」「奈緒さんの演技好きだなあ。こんな社長なら付いていきたくなる」「ビジョンを熱く語る社長、かっこよ過ぎる」などのコメントが集まった。