「PICU 小児集中治療室」(C)フジテレビ

 吉沢亮が主演するドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)の第7話が、21日に放送された。

 本作は、北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が、先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられる「PICU(小児専門の集中治療室)」を作り、医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。(※以下、ネタバレあり)

 “しこちゃん先生”こと武四郎は、しばらく丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤する。拡張型心筋症を発症後、心拡大が悪化した12歳の少年・小松圭吾(柊木陽太)の病状が心配だったからだ。武四郎は、圭吾のわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る。

 そんな折、PICU科長の植野元(安田顕)の下へ、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)から連絡が入る。

 今回は、武四郎の母・南(大竹しのぶ)が、ステージ4のがんを患っていることを武四郎に告白。南は「治療しないから。そう決めたの」と方針を伝えた。

 放送終了後、SNS上には、「南ちゃんとしこちゃん先生の母子の対話は、もう涙しかなかった」「過度な演技をせずに淡々と会話することで、大竹しのぶさんと吉沢亮さんが本当の親子に見えた」「2人の演技合戦に涙した。大竹さんが本当のお母さんに見えたし、しこちゃん先生が医者になったのに、大事な人を守れていなかった気持ちがつら過ぎる」などの感想が投稿された。

 このほか、「なぜ南さんが治療を拒むのか、過去につらい記憶があるのかが気になる」「植野先生としこちゃん先生の関係が本当に素晴らしい。2人の対話シーンは胸にじーんと迫るものがあった」といった声も寄せられた。

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