(写真左より) 東芝ブレイブルーパス東京・リーチ マイケル、中尾隼太、ワーナー・ディアンズ

11月29日、東芝ブレイブルーパス東京の定例記者会見が行われた。日本代表の欧州遠征に参加していたFLリーチ マイケル、SO中尾隼太、LOワーナー・ディアンズが出席し、秋のシーズンを振り返った。

中尾「代表活動から戻って来て、昨日から練習参加した。東芝は大好きなチーム、リーグワンに向かって去年なし得なかった優勝をできるよう、代表から持ち帰ったものを含めてチームの勝利に貢献できればと思っている」
ディアンズ「この代表戦でいろいろ学んだことを東芝の試合で出せるようにがんばっていきたい」
リーチ「東芝から久々に3人代表に出て、素晴らしい経験ができたと思う。ワーナーはまだ20歳なのに世界トップの選手と体をぶつけ合い、隼太もフランス戦、豪州A戦に出てたくさんいい刺激を得たと思う。自分も調子が上がってきて試合でインパクトを残すことができてよかった。3人で東芝を盛り上げていきたい」

欧州遠征で得た課題について問われると3人はこう答えた。
中尾「試合を見て感じたのは接点の強さ、身体も大きく、そこがラグビーの原点だと感じ、そこが勝てるかどうか大切だと思った。スキルの遂行力と正確性、プレッシャーの中でどれだけ正確なプレーを高い確率でできるかがティア1のチームはレベルが高いと思った。まず東芝のラグビーにコミットすることが大事だし、代表で高いスタンダードを知ったので、自分自身に高いスタンダードを求めてプレーすることが大切だと思った」
ディアンズ「欧州遠征もオールブラックス戦もあったが、1年のプロ生活の中、コンタクトの経験、試合の強度などいっぱい経験できた。代表でできたパフォーマンスをチームでも継続してやれるようがんばりたい」
リーチ「ふたりとほぼ同じ。接点の強さを今回のツアーで感じた。あと空中戦の精度も。ティア1相手では一瞬の隙でやられてしまう厳しさを東芝に落とし込みたい。ここから自分のスタンダードが落ちないよう練習から意識していかないといけない。3人でリードして東芝が優勝できる環境を作りたい」

3人は開幕戦へゴーサインを出した。
ディアンズ「思ったよりダメージはなかった。リーグワンで経験したこともあるし、体作りもしてきたので。ダメージも疲れもあるが、ケガがなかったので大丈夫。(開幕戦は)行けます」
リーチ「相手もデカくてたくさんぶつかり合ったので、試合の疲れはあったが、リカバリーできたので、これからフルシーズンいきたい」
中尾「僕は出た試合が少ないので大丈夫」

BL東京は12月17日(土)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場でり『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』開幕戦で埼玉ワイルドナイツと対峙、12月24日(土)・味の素スタジアムでのホスト開幕戦ではブラックラムズ東京を迎え撃つ。第2節のチケットは本日11月29日より一般発売。