(左から)貞子、東方神起のチャンミン、ユンホ

韓国の人気男性デュオ・東方神起が20日、都内で開催されたホラー映画『貞子3D2』の“呪いのプレミア 大夏祭り”にサプライズ登場した。本作の全世界主題歌として、新曲「SCREAM」を提供したユンホとチャンミンは、貞子と対面し「これ本物ですか? 韓国でもめっちゃ有名。僕らの中で一番激しい曲なので、映画の怖さにマッチしている」(ユンホ)、「PVには貞子の振り付けもあるので、ぜひ見てもらいたいですね」(チャンミン)と上機嫌だった。

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プレミアには東方神起をはじめ、映画初主演の瀧本美織、瀬戸康史、山本裕典、子役の平澤宏々路ちゃん、英勉監督が出席。興行収入15億円突破のヒットを記録した前作『貞子3D』(2012)から5年後を舞台に、再び世間を震撼させる“呪いの動画”連続怪死事件の真相を、瀧本演じるヒロイン・安藤楓子が探る。

「怖いのは苦手」だという瀧本は、「腹をくくって撮影に参加させていただいた。ただ、映画はみんなで作るものなので、あえて“座長”とか気負わず、楽しく撮影ができた」とニッコリ。それでも、完成した本編は「観られる気がしなかった」そうで、「怖いシーンになる瞬間、3Dメガネを外しました」と照れ笑いを見せていた。

瀬戸と山本は、前作に引き続きの出演で、「監督ともパート2やりたいねって話していたので、実現してうれしい。謎もさらに増えて、見どころがたくさん」(瀬戸)。一方、山本は「まだ観てなので、内容はよくわかっていない(笑)」と明かし、共演者からは非難轟々。それでも怯まず「前作で死んだはずが生き返って、撮影は1日で終わった。前作と違った怖さが詰まっている」と自信を示した。

前作から続投した英監督は「自分のことを“ゆるキャラ”と間違えてるんじゃないか。イライラしますね」と、東方神起との対面に浮かれ気味の貞子にダメ出し。物語の鍵を握る難役に挑んだ宏々路ちゃんは「ちょっぴり怖いけど、嫌いじゃないです」と貞子をかばっていた。

『貞子3D2』
8月30日(金)、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー