ドラマ「警視庁考察一課」(テレビ東京系)の第10話・11話合同スペシャルが、19日に放送された。
本作は、船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志ら、サスペンスドラマ界のレジェンド俳優が、難事件の解決に挑む考察劇。秋元康氏が企画・原作を手掛けた。(※以下、ネタバレあり)
珍しく全員がそろった考察一課に、「顔面タトゥー事件」の新たな被害者が出たとの一報が入る。しかし、捜査一課長の柳沢慎三(柳沢慎吾)は、「このヤマには触るな」と事件の考察を禁じる。
さらに、事件を捜査一課だけで解決すべく、FBIで捜査アドバイザーをしていたプロファイラーのキャシー伊藤(伊藤かずえ)が捜査協力に投入される。
だが、「考察をするな」と言われても、おとなしく引き下がらないのが考察一課。全ての殺人事件が同一犯か否かがポイントだとにらんでいたそのとき、西村まさ雄(西村)があるSNSの投稿を発見。
名取悠(名取)はサイコパスの心理を探るべく、日本犯罪史上最も人を殺した殺人鬼“泣きの忍”こと忍(中山忍)に協力を仰ぐ。
放送終了後、SNS上には、「爆笑の連続! 俳優さんたちの歴史がなければ成立しない質の高い笑いと緊迫感があるドラマだった」「伊藤かずえに中山忍まで出て、まさにサスペンスの常連が大量発生していた」「冒頭からシュールな演技で笑った。藤井刑事(藤井流星)が熱くて、活躍していて、うるっと来た」「泣きの忍のせりふに、みぽりん(中山美穂)の曲のタイトルが散りばめられてたのが良かった」といった声が上がった。
また、考察一課が「犯人」として挙げた人物が、キャシー伊藤だったことから、「何と!? キャシーが…」「犯人が意外だった」「おまえが犯人だったか」「ホシを挙げた考察一課、お見事」などのコメントが投稿された。