山沢拓也(埼玉ワイルドナイツ) (c)JRLO

1月6日、埼玉ワイルドナイツの『NTTジャパン ラグビーリーグワン 2022-23』第3節前日会見が行われた。ロビー・ディーンズ監督が三菱重工相模原ダイナボアーズとの全勝対決に向けてコメントした。

「大変楽しみにしている。今回の相手はすごく自信を持っているチーム。いい状態でディビジョン1に上がってきて、いいプレシーズンを送り、開幕2連勝を飾り、勢いがある。ダイナボアーズは自信を持っているいいチームだと思うし、戦い方も明確。だからこそ、対戦を楽しみにしている」

1位相模原DBと2位埼玉WKの上位対決が気になるかという質問にはこのように返答した。
「シーズンが始まって間もないが、毎週毎週大事な試合。またホームで開催するのも重要なこと。一つひとつの勝利がこの先々に重要な意味が持つと思う。上位対決というのは机上の話だが、我々は目の前の重要な試合をしっかり戦っていきたい」

過去8シーズンで4度のリーグ制覇を成し遂げてきた名将は勝敗のキーにセットピースを挙げた。
「ダイナボアーズはすごく賢いラグビーをしている。モールの細部まで詰め、自信を持っている。自分たちもベストで臨まないといけない。セットピースが鍵になると思う。いい準備がここ数週間できている、日に日によくなっている。我々はセットピースをチャレンジしないといけない。セットピースがプラットフォームとなってほかのプレーに影響を及ぼすことになる」

先発・山沢拓也とベンチ・松田力也とSOを入れ替えた理由を問われると、ディーンズ監督はこう答えた。
「松田は2試合連続先発でいいシーズンのスタートを送ったが、大きなケガ明け、ひとつの区切りが必要と思い今回ベンチスタートにした。山沢は前回もベンチスタートからいい結果をもたらしてくれたので、このような起用をした。一人ひとりがこのシーズンでいい取り組みができるよう、スイッチが入るようやっていきたい」

さらに世界的LOルード・デヤハーの日本デビューについても言及した。
「ルードはいい選手だし、経験豊富。ケガから復帰するためにハードワークしてきた。いい準備ができていると思うので、チームに何をもたらしてくれるか楽しみにしている」

埼玉WKの第3節登録メンバーは以下の通り。
1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4リアム・ミッチェル、5ルード・デヤハー、6福井翔大、7大西樹、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10山沢拓也、11マリカ・コロインベテ、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18藤井大喜、19長谷川崚太、20ラクラン・ボーシェー、21小山大輝、22松田力也、23ヴィンス・アソ

『NTTリーグワン2022-23』第3節・相模原DB戦は1月7日(土)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にてキックオフ。