またまたジャパンラグビー リーグワンに世界的ビッグネームがやって来る。1月6日、東芝ブレイブルーパス東京の定例記者会見で来季新加入するニュージーランド代表SOリッチー・モウンガが登壇。日本行きを決断した理由を明かした。
「日本に来るのは自分の夢だった。数年前からぜひ海外でプレーしたいと思っていた。日本は美しい国であり、美しい人々がいて、景色も素晴らしい、ふたりの子どもと妻、そして自分にとってベストの選択だと思って決めた。文化についてももっと学んで、自分にできることすべてを東芝に捧げたいと思っている」
リーグワン、そしてBL東京の印象を問われるとオールブラックス44キャップの司令塔はこのように答えた。
「素晴らしいリーグ、素晴らしいチームにいろんな選手が参加したいと思っているのは未来が明るいということ。トップリーグからリーグワンとなり、成長著しいと思っている。日本のラグビーが『ワールドカップ』後にどんどん発展しているのは彼らの力があったから。東芝がこれまで成功してきたことは知っているし、誇れる歴史を持ったクラブだと認識している。競争力がどんどん上がるようここ数年なっていることも理解している。私の故郷のクライストチャーチから多くの選手が来ているのも東芝を気に入っている理由。東芝のラグビースタイルを見れぱ、どういうラグビーを志しているかよくわかる」
BL東京に何をもたらそうとしているのかという質問にはこう返答した。
「東芝のアタックのスタイルを見ても、自分の役割が重要だと理解している。自分が来てすべてを変えるという考えではなく、まず東芝がどんなプレーをしているかを学び、自分の知識がどう生かされるか考えたい。そういった貢献をするために、自分がコントロールできることに集中したいと思っている。観客には自分たちが楽しんでいるプレーしている情熱の部分とスマートなラグビーをしている知的な部分を見てほしい。観客が東芝のプレーを見て、これからも勝てるという信念を感じられるようなゲームをして、次のゲーム、そのまた次のゲームに臨んでいきたい」
モウンガはNZ代表25キャップのFLシャノン・フリゼルと同じタイミングでの加入を歓迎した。
「彼とはよく話している。交流が多い選手であり、親友である彼がこのクラブに来ることはうれしく思う。彼のプレースタイルはこのクラブにフィットすると思うし、彼とともにプレーできるのを楽しみにしている」
BL東京は1月7日(土)・等々力陸上競技場での『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』静岡ブルーレヴズ戦に臨む。試合当日は先着5000名にオリジナルポンチョをプレゼント、さらにモウンガもスタジアムでファンにあいさつする。チケット発売中。