次が大事だ。1月7日『NTTジャパン ラグビーリーグワン 2022-23』第3節の全勝対決に臨んだ三菱重工相模原ダイナボアーズだが、埼玉ワイルドナイツに完敗。
開始早々8分に相模原DBはFBアライアサ空ローランドがハイタックルでシンビン(10分間の一時退場)、3分後には先制トライを献上。その後も相手ペースを崩せず、得意のラインアウトも精度を欠いた。63分に相手CTBが危険なプレーで一発退場となるも、ラインアウトモールから1本返すのがやっと。終わってみれば5-40。開幕戦でブラックラムズ東京に34-8、続くトヨタヴェルブリッツ戦は27-25と競り勝った相模原DBは王者にディビジョン1の洗礼を浴びせられたのだった。
試合後、グレン・ディレーニーHCが「毎日が学びだが、今日もすごく学びが多かった。自分たちでミスをして、チームとしてやりたいことが遂行できなかった。自分たちが準備したことができないとやられてしまう。このリーグのトップのレベルもわかった。その意味でもいい学びになった」と振り返れば、SH岩村昂太主将も「結果は非常に残念だが、強い相手に対して自分たちのラグビーを遂行できなかった。反省点だが、今回はいい学びになった。この結果を悲観し過ぎず、前を向いてトレーニングをしていきたい」と次を睨んだ。
『NTTリーグワン2022-23』第4節の相手は東芝ブレイブルーパス東京だ。BL東京もここまで2勝1敗。開幕戦で埼玉WKに19-22と逆転負けを喫したが、第2節・BR東京戦は17-7、第3節・静岡ブルーレヴズ戦は29-16。5位・BL東京にとっても6位・相模原DBにとっても、次節が大事となる。両軍の試合登録メンバーは次の通り。
【相模原DB】
1坂本駿介、2宮里侑樹、3石井智亮、4リンディ真ダニエル、5ウォルト・スティーンカンプ、6鶴谷昌隆、7坂本侑翼、8ジャクソン・ヘモポ、9岩村昂太、10ジェームス・シルコック、11タウモハパイ ホネティ、12ヘンリー ブラッキン、13マット・ヴァエガ、14落合知之、15アライアサ空ローランド、16安江祥光、17細田隼都、18蜂谷元紹、19サム・チョンキット、20ヘイデン・ベッドウェル=カーティス、21高橋太一、22カーティス・ロナ、23石田一貴
【BL東京】
1三上正貴、2橋本大吾、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5ジェイコブ・ピアス、6徳永祥尭、7マット・トッド、8リーチ マイケル、9小川高廣、10中尾隼太、11桑山聖生、12バーガー・オーデンダール、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16原田衛、17藤野佑磨、18タウファ・ラトゥ、19伊藤鐘平、20佐々木剛、21ジャック・ストラトン、22ニコラス・マクカラン、23豊島翔平
果たして3勝目を飾るのは相模原DBか、BL東京か。『NTTリーグワン2022-23』第4節・相模原DB×BL東京は1月14日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。