山沢拓也(埼玉ワイルドナイツ) (c)JRLO

開幕3連勝の埼玉ワイルドナイツが連敗中のトヨタヴェルブリッツを迎え撃つ。1月13日『NTTジャパン ラグビーリーグワン 2022-23』第4節試合前会見を実施、ロビー・ディーンズ監督がコメントした。

「チームとして何試合か消化し、ポジティブに捉えている。トヨタVは強力なセットピースを持っていて、ポジティブなラグビーをする印象がある。ブラインドサイドを使ったアタックや幅を広く使ったアタック、カウンターと走行距離の多さに裏打ちされた攻撃を見せている」

10番は第1・2節が松田力也、第3・4戦が山沢拓也とした起用法を問われると、指揮官はこう答えた。
「今回拓也を先発にしたのは連続して先発することでいい流れが出てくるから。力也はベンチからスタートし、チームにインパクトを与え、自身も心身ともにリフレッシュでき、シーズンを通して活躍できると思っている。力也が途中出場し、拓也をFBに配置すると、プレーメイカーふたりが揃い、アタックに勢いが付き、攻撃に幅が広がる。
山沢はインターナショナルの経験を積んだことで、リーグワンに戻った時に落ち着きがもう一段高いところにいった。練習に臨む姿、チームメイトへの発言を見ても、彼の成長を感じるし、自信も得ている」

監督はケガ明けのFLベン・ガンターとPRヴァル アサエリ愛についても言及した。
「ケガ明けの合流はどんな選手にとっても決して簡単ではないが、練習を見る限り彼らはいい準備ができている。ベンとヴァルが入ることでフィジカルの強さ、サイズが強化される。ディフェンス、とくにセットピースでチームに自信が付く。彼らの発言がチーム全体を元気付けるのは間違いない」

試合登録メンバーは以下の通り。
【埼玉WK】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3藤井大喜、4リアム・ミッチェル、5ルード・デヤハー、6ベン・ガンター、7大西樹、8ジャック・コーネルセン、9小山大輝、10山沢拓也、11マリカ・コロインベテ、12ヴィンス・アソ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19福井翔大、20ラクラン・ボーシェー、21内田啓介、22松田力也、23セミシ・トゥポウ

【トヨタV】
1三浦昌悟、2彦坂圭克、3木津悠輔、4西村龍馬、5秋山大地、6ピーターステフ・デュトイ、7姫野和樹、8フェツアニ ラウタイミ、9福田健太、10ティアーン・ファルコン、11ヴィリアメ・ツイドラキ、12チャーリー・ローレンス、13ロブ・トンプソン、14高橋汰地、15ウィリー・ルルー、16加藤竜聖、17竹井勇二、18淺岡俊亮、19吉田杏、20古川聖人、21茂野海人、22バティリアイ・ツイドラキ、23ジョネ・ナベテレヴ

『NTTリーグワン2022-23』第4節・埼玉WK×トヨタVは1月15日(日)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にてキックオフ。試合の模様はテレ玉にて生中継。