トップリーグラストシーズンの4強とリーグワン初年度の4強が苦しんでいる。『NTTジャパン ラグビーリーグワン 2022-23』4試合を終えて、東芝ブレイブルーパス東京は2勝2敗の6位、トヨタヴェルブリッツは1勝3敗の9位。BL東京が第1節・埼玉ワイルドナイツ戦19-22、第2節・ブラックラムズ東京戦17-7、第3節・静岡ブルーレヴズ戦29-16、第4節・三菱重工相模原ダイナボアーズ戦19-23というスコアに対し、トヨタVは第1節・静岡BR戦31-26、第2節・相模原DB戦25-27、第3節・BR東京戦25-29、第4節・埼玉WK戦19-34。
BL東京もトヨタVも負け試合ではブレイクダウンで後手に回ったり、マイボールラインアウトをキープできなったり、敗因は明確である。さらに各チームの戦力差が縮まっていることも見逃せない。相模原DB戦後、リーチ マイケルはブレイクダウンを課題に挙げつつ「リーグワンは自分たちのパフォーマンスを5%落としたら負けてしまうというくらい、本当にタイトなリーグになってきていると思う。常に高いパフォーマンスを出し続けなければいけない」と口にしている。
両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【BL東京】
1三上正貴、2橋本大吾、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5ジェイコブ・ピアス、6徳永祥尭、7マット・トッド、8リーチ マイケル、9小川高廣、10トム・テイラー、11濱田将暉、12ニコラス・マクカラン、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16原田衛、17木村星南、18タウファ・ラトゥ、19梶川喬介、20佐々木剛、21杉山優平、22バーガー・オーデンダール、23豊島翔平
【トヨタV】
1三浦昌悟、2加藤竜聖、3木津悠輔、4秋山大地、5マイケル・アラダイス、6ピーターステフ・デュトイ、7吉田杏、8フェツアニ ラウタイミ、9福田健太、10北村将大、11ヴィリアメ・ツイドラキ、12ロブ・トンプソン、13バティリアイ・ツイドラキ、14高橋汰地、15ウィリー・ルルー、16彦坂圭克、17淺岡俊亮、18崔凌也、19ウィリアム・トゥポウ、20古川聖人、21梁正秋、22山口修平、23ジョネ・ナベテレヴ
来週スタートする交流戦を前に悪い流れを断つのはBL東京か、トヨタVか。『NTTリーグワン2022-23』第5節・BL東京×トヨタVは1月22日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日は来場者全員にマッチデープログラムを配布。1月28日(土)・2月5日(日)を含めた秩父宮ホストゲーム3連戦のプレゼント企画も実施。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。