(写真左より)中村憲剛、松木安太郎、野々村芳和チェアマン、観月ありさ、槙野智章、内田篤人
1月25日、『Ｊリーグ30 周年オープニングイベント』が行われた。成長テーマとして「60クラブがそれぞれの地域で輝く」「トップ層がナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」を掲げ、Ｊリーグ30 周年コンセプトワード「よっしゃ いこ!」を発表。主な施策として4月からサッカー番組『KICK OFF』の全国放送、5月12日(金)・14日(日)・国立競技場での『30周年記念スペシャルマッチ』(FC東京×川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ×名古屋グランパス)、5月15日(月)・MY PLAZAホールでの30周年記念イベント、7月の『明治安田生命Ｊリーグワールドチャレンジ』を挙げた。
野々村芳和チェアマンは「Ｊリーグは1993年5月15日に開幕し、今年で30歳。開幕当時はキラキラしたエンターテインメントとして見られていたが、30年経ってＪリーグが目指す本物に近付いていると思う。サッカー文化が日本に根付いてきていると感じながら、30周年を迎えられて大変うれしく思う。昨年の『ワールドカップ』でも日本代表はいい活躍をしたが、すべての選手が小さい時にＪリーグを見て、Ｊリーグで成長して、世界の舞台で戦ってくれた。我々は今この瞬間から20年後、30年後の『ワールドカップ』を考え、小さな子供たちに『あの世界に入りたい』と思ってもらえるよう魅力的なものを作っていかないといけない。次の10年、20年、30年に向けて、30周年の取り組みをやっていきたい」とあいさつした。
さらにゲストに女優の観月ありさ、松木安太郎、中村憲剛、槙野智章、内田篤人も登壇し、次のようにコメントした。
松木「30周年おめでとうございます。本当に素晴らしい『ワールドカップ』もあり、日本のサッカーがますます盛り上がっていくことを祈りたいと思う」
中村「Ｊリーグが始まったのが中学校1年の時、その僕が引退してこの場に立っていることもＪリーグの歴史の積み上げを表している」
槙野「昨季限りで現役引退した。プロ生活17年で関わらせてもらい今後は違う形になるが、サッカー界、Ｊリーグを盛り上げていきたい」
内田「引退して2年経ち、今は若い選手のサッカーに携わっている。僕が幼稚園の時にＪリーグができて、今も素晴らしいJリーグが続いているが、これからJリーグが大きく発展するよう今日みなさんと話ができればと思っている」
観月「本当は今日朝日奈央ちゃんがこのイベントに参加する予定だったが、同じ事務所の後輩のためになるなら、私『よっしゃ いこ!』と本日お邪魔させていただきました」
チェアマンとゲストたちは「メディアにもっと出るには?」「トップ層が輝くことについて」をお題にトークセッションするとともに、子供たちから届いた質問に答えた。『明治安田生命Ｊ１リーグ』は2月17日(金)、『明治安田Ｊ２』は2月18日(土)、明治安田Ｊ３』は３月4日(土)に開幕する。
