ともに前節、惜しいゲームを落としたチーム同士の対決である。『NTTジャパン ラグビーリーグワン 2022-23』第7節で横浜キヤノンイーグルスがブラックラムズ東京と対峙する。
横浜Eは第6節・埼玉ワイルドナイツを最後まで苦しめた。前半を5-7でしのぎ、後半早々にトライを許し5-14となるも、横浜Eは慌てず騒がず。ゴール前でペナルティを奪うと、埼玉WK戦用のトリックプレーでFBエスピー・マレーがインゴールへ侵入、CGも決めて12-14。34分には途中出場のNo8シオネ・ハラシリがパワフルに守備網を切り裂いて逆転、マレーのCGも決まり19-14とした。
直後のキックオフでこの日2トライのWTB竹山晃暉が猛チャージでボールを奪われると、埼玉WKの猛攻にさらされ、とうとう10フェイズで同点トライを献上。逆転のCGを決められて19-21でノーサイドとなったのだ。
悔しい敗戦となったが、SO田村優を欠き、No8アマナキ・レレイ・マフィが後半早々負傷退場し、南アフリカ代表SHファフ・デクラークが58分に退いた中での大熱戦は横浜Eに決して少なくない自信を植え付けたことだろう。
BR東京はクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦での勝利がするとこぼれ落ちた。20分までに0-24と一方的な展開となるも、31分にシンビン(10分間の一時退場)から流れを掴み3トライを奪うと、70分FBマット・マッガーンがキック&チェイスで走り勝ち38-37とついに逆転。77分にPGを決められて逆転されると、79分にSOアイザック・ルーカスのドロップキックは失敗、80分正面のPGをマッガーンが外し、勝利を逃したのだった。BR東京も次にかける思いは強い。
試合登録メンバーは以下の通り。
【横浜E】
1岡部崇人、2三好優作、3津嘉山廉人、4コーバス・ファンダイク、5リアキマタギ・モリ、6シオエリ・ヴァカラヒ、7嶋田直人、8シオネ・ハラシリ、9ファフ・デクラーク、10小倉順平、11ヴィリアメ・タカヤワ、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15エスピー・マレー、16庭井祐介、17安昌豪、18松岡将大、19ミッチェル・ブラウン、20杉永亮太、21荒井康植、22田村優、23竹澤正祥
【BR東京】
1西和磨、2小池一宏、3笹川大五、4ジョシュ・グッドヒュー、5ロトアヘア ポヒヴァ大和、6柳川大樹、7松橋周平、8アマト・ファカタヴァ、9髙橋敏也、10アイザック・ルーカス、11ネタニ・ヴァカヤリア、12ハドレー・パークス、13池田悠希、14メイン平、15マット・マッガーン、16森雄基、17眞壁貴男、18柴田和宏、19ネイサン・ヒューズ、20ブロディ・マクカラン、21南昂伸、22礒田凌平、23栗原由太
第6節の教訓を勝利で生かすのはどっちだ。『NTTリーグワン2022-23』第7節・横浜E×BR東京は2月4日(土)・ニッパツ三ツ沢球技場にてキックオフ。チケット発売中。