バイウィーク明けに絶対に落とせない4位争いが組まれた。『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』第8節で4勝1分2敗・勝点22の4位横浜キヤノンイーグルスが4勝3敗・勝点21の5位東芝ブレイブルーパス東京と激突するのだ。3位東京サンゴリアスは勝点28、6位コベルコ神戸スティーラーズは勝点15、直接対決は今回の1試合のみと考えると、是が非でも勝点4がほしいところ。
横浜Eは前節、第6節・埼玉ワイルドナイツ戦の教訓を生かした。前半を17-13で折り返したが、後半はブラックラムズ東京をシャットアウト。54分にラインアウトモールを押し込むと61分にはスクラムから展開してトライ、75分には先制トライをマークしたWTBイノケ ・ブルアがとどめのトライと思いきや、TMOの結果ノートライになるも終わってみれば34-13。試合後、沢木敬介監督は「前節の敗戦から学んだことは、付け入るスキを与えないこと。そうした中、5ポイントを取ったことを評価している」とチームの成長を口にした。
対するBL東京は前節、府中ダービーで惜敗。CTBセタ ・タマニバルとWTBジョネ ・ナイカブラが各2トライを奪えば、東京サンゴリアスはWTB尾崎晟也がハットトリック。取って取られての熱戦を34-40で落としたのだった。すでに3敗、第9節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦が控えるBL東京は負けられない戦いが続く。
試合登録メンバーは以下の通り。
【横浜E】
1岡部崇人、2庭井祐介、3津嘉山廉人、4マックス・ダグラス、5リアキマタギ・モリ、6ミッチェル・ブラウン、7嶋田直人、8シオネ・ハラシリ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11竹澤正祥、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15小倉順平、16川村慎、17安昌豪、18松岡将大、19シオエリ・ヴァカラヒ、20杉永亮太、21荒井康植、22南橋直哉、23ルテル・ラウララ
【BL東京】
1木村星南、2原田衛、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5伊藤鐘平、6德永祥尭、7マット・トッド、8リーチ マイケル、9小川高廣、10トム・テイラー、11桑山聖生、12バーガー・オーデンダール、13ニコラス・マクカラン、14松岡久善、15松永拓朗、16三上正貴、17橋本大吾、18タウファ・ラトゥ、19梶川喬介、20佐々木剛、21ジャック・ストラトン、22眞野泰地、23豊島翔平
果たして、プレーオフトーナメント圏内をキープするのは横浜Eか、BL東京か。『NTTリーグワン2022-23』第8節・横浜E×BL東京は2月18日(土)・レゾナックドーム大分にてキックオフ。当日は『おおいたラグビーフェスタ2023』を開催。スリムクラブのお笑いライブや大分ご当地アイドルNiimoのスペシャルライブなどが楽しめる。チケット発売中。