根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) (c)JRLO

6勝1分と好スタートを切ったクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。リーグ最多得点の原動力となっているのが根塚洸雅と木田晴斗の若き両WTBである。2月17日、昨季新人賞&ベストフィフティーン&ベストラインブレイカーの3冠を達成、今季5トライの根塚とトライランキング3位タイの7トライを挙げ新人賞有力候補の木田がメディア対応に登場。バイウィーク明けの『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』第8節・三菱重工相模原ダイナボアーズ戦に向けて、意気込みを語った。

根塚「トヨタ戦まで何回かいい勝ち方ではない試合が続いた。バイウィークでリフレッシュしたのでクボタらしいFWの強さとBKのボール展開でしっかりした勝ち方をしたい」
木田「ここから6連戦、個人としてもチームとしてもいい波を乗れるようにしたい。ここからスタートダッシュできるよう、まずトライを取って勢いを付けたい」

根塚も木田もここまでのパフォーマンスに手応えを感じていた。
根塚「去年よりトライを取れるようになり成長できていると思う。でももっと貪欲に取っていきたい。22mに入ったら自分で取りにいく意識をもっと持たないといけない」
木田「ブレシーズンからしっかり準備してきて、身体の状態も開幕前に良くなった。コンディションさえ戻れば、活躍できる自信はあった」

3年連続新人賞選出は木田に託された。
根塚「あの舞台に立てることは本当に光栄。3年連続で取れたら、クボタのレベルが高いことの証明になるので取ってほしい」
木田「2年連続で取っているので、やっぱり意識している。活躍していれば取れるものなので、3年連続で取りたい」

若き両WTBは互いを認め合っていた。
根塚「身体能力が本当に高いプレイヤー。味方にいたら頼もしいし、敵にしたら厄介、晴斗はジャパンのポテンシャルは全然ある。決定力があるし、一瞬のスピードもパワーもある」
木田「チームに年が近くて同じポジションで去年から活躍していた選手がいると自分も熱が入る。そういう選手が同じチームにいるのは自分にとって幸せなこと」

試合登録メンバーは以下の通り。
1海士広大、2マルコム・マークス、3北川賢吾、4青木祐樹、5デーヴィッド・ブルブリング、6ピーター・“ラピース”・ラブスカフニ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11木田晴斗、12リカス・プレトリアス、13ハラトア・ヴァイレア、14根塚洸雅、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16スカルク・エラスマス、17山本剣士、18オペティ・ヘル、19ヘル ウヴェ、20トゥパ フィナウ、21藤原忍、22押川敦治、23テアウパ シオネ

今季4度目となる根塚&木田によるトライの競演はあるか。『NTTリーグワン2022-23』第8節・相模原DB戦は2月19日(日)・江戸川区陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。