3月27日、JD.LEAGUEの『ファンサービス向上プロジェクト』杉谷拳士スペシャルサポーター就任記者会見が行われた。島田利正代表理事兼チェアマンと杉谷が登壇し、次のようにコメントした。
島田チェアマン「2年目のテーマは“近すぎてWow!”。世界一ファンと選手の距離が近いリーグを目指す。物理的な距離だけではなく、心、そのほかも含めてファンに近付きたい。そのためにはファンサービスが必要不可欠ということで、新たなプロジェクトを立ち上げた。杉谷選手は元気を前面に出し、ファンに愛された選手。杉谷さんにはダイヤの原石である選手たちを磨いてほしいと思っている」
杉谷「無職の杉谷拳士です。ソフトボールの魅力を日本、いや世界に熱く発信できるようがんばりたい」
ファンの存在について質問されると、杉谷はこう答えた。
「ファイターズ時代からプラスアルファの力を出させてもらったかけがえのない存在」
ファンに接する際、心掛けていることを問われると。
「僕が小さい時、選手に目を見てもらえるとすごいうれしくて、プロ野球選手になってからファンの目を見てあいさつするよう心掛けている」
ソフトボールの印象を聞かれると、杉谷はこのように返答した。
「『五輪』で金メダルを取ったのが印象に残っているが、明るいイメージがある。選手たちの明るさを世に発信していきたい。選手たちに何かキッカケではないが、ファンとの向き合い方、ソフトとの向き合い方を少しでも伝えられれば。野球しかやってこなかったので、僕もソフトを勉強したい。僕の経験を選手たちに伝えることがまず第一。新しい風を吹かせたいというのがある」
具体的な活動についてはチェアマンが補足した。
「試合会場に来てもらうなど、ファンに何らかの形での発信も考えているが、主に選手たちとのセッションを考えている。ファンサービスの心得について、経験談をシェアしてもらいたい」
杉谷は“近すぎてWow!”なリーグを「近すぎや」として盛り上げる。
「選手、ファンと密着とまで言わないが、離れすぎず、近すぎない、いや、『近すぎや』」で。このフレーズ、気に入りました(笑)」
2年目のシーズンとなる『ニトリ JD.LEAGUE 2023』は4月15日(土)に開幕。カードはNECプラットフォームズ×大垣ミナモ・ビックカメラ高崎×日立・宇津木スタジアム、戸田中央×ホンダ・デンソー×太陽誘電・デンソーBPスタジアム、トヨタ×日本精工・タカギ北九州×豊田自動織機・北九州市民球場、東海理化×伊予銀行・シオノギ×SGホールディングス・ベイコム野球場にてプレーボール。チケット発売中。