「義母は図々しいところがあり、みんなで食事に行ったときはさっさと店を出て一円も払わなかったり、私が買い物に行くと知ると『じゃあこれも買ってきて』と用事を頼んでそのぶんの代金は知らん顔して受け取ったり、イライラすることがありました。
言動が幼稚な構ってちゃんタイプで、私が用事を断ると『ひどい』『大事にしてくれない』と、いじける姿を見せつけてくることにうんざりしていました。
あるとき、隣の県に我が家と義実家で旅行することになり、ホテルの宿泊代などはそれぞれの家で持つ、と夫から聞いていたはずなのに、『私、このホテルに泊まりたいからよろしくね』といきなりスマートフォンの画面を義母から見せられて、『何のことですか』と尋ねました。
その日はDIYの道具を義実家に借りに来ていて、ついでとばかりに『どうせ予約するならうちのもやってよ。支払いも一緒にすればラクじゃない』とスラスラ口にする義母には本当に呆れました。
そのホテルは費用は決して高いほうではないけれど、自分たちの分まで平気で払わせようとするのはさすがに我慢できず、『宿泊代は自分たちで払うって決めましたよね?夫からはそう聞いていますが、ちょっと確認しますね』と、強い口調で返しました。
義母は案の定『予約なんて難しくてできない、ひどい』と文句を言い始めましたが、別の部屋にいた夫に事情を話して『予約はうちがするけど、支払いは自分でやって』と言ってもらいました。
今まで何だかんだと私が言うことを聞くので図に乗っていたかもしれませんが、約束を守らないようなときはきっぱりした拒絶も大事だと思います。
それで仲が悪くなっても、言いなりになるよりマシですね」(42歳/自営業)
自分の都合よく息子の妻を利用したがる義母には、一線を超えたときNOを突きつけるのが重要です。
さも当然のように無神経な発言をしてくる義母にとって、叶えてもらえないストレスが関わりを減らすきっかけにもなります。
用事を聞くときは、約束や条件を設定して「これだけする」を決めるのもいいですね。
こちらから線を引く潔さが、図々しさを許さない姿勢になります。