(写真左より)ロビー・ディーンズ監督(埼玉ワイルドナイツ)、坂手淳史主将(同)、立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、フラン・ルディケHC(同)

5月19日『NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23』プレーオフトーナメント決勝プレマッチカンファレンスが行われた。2年連続ファイナル進出の埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督、HO坂手淳史主将、初の決勝に臨むクボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケHC、CTB立川理道主将が意気込みを語った。

ディーンズ監督「まず今年もここに来られてうれしい。この1年チームとして積み重ねた集大成を明日結果として出したい」
坂手主将「国立に今季も来られてうれしく思う。みんなで積み上げてきた成果としてここまで来られた。ここまで強くなれたということを決勝で見せられればと思う」

ルディケHC「自分たちもここまで来られてうれしい。エキサイティングな気持ちだし、自分たちフォーカスで明日の決勝に臨みたい」
立川主将「ここに来ることが目標ではなく、勝つことが目標。自分たちのラグビーをして、王者ワイルドナイツに挑みたい」

勝負の鍵を問われると、4人はこのように答えた。
ディーンズ監督「こういう大きな試合はセットピースが重要になる。いつどこでボールを保持するか、あとディシプリンが重要となる」
ルディケHC「試合に関して秘密はない。ベーシックなところをどこまでできるか。セットピースとディシプリン、決めるべきところを決められるかがファイナルラグビーでは大事」

立川主将「パナソニックは本当に懐が深い隙のないラグビーをする。セットピースも安定し規律も高い。だからここ数年優勝していると思う。気を付けて戦っていきたい」
坂手主将「スピアーズはフィジカルが持ち味だし、力強くやるべきことをやり続ける強さがあるので、そこで真っ向勝負をしたい。スピアーズは強いが、自分たちも負けるつもりはない」

キーマンを聞かれると、両主将はこう返答した。
坂手主将「セットピースが大事なので、FWパック。先発8名とリザーブ全員」
立川主将「間違いなく、坂手とマルコム(・マークス)」

14番・長田智希と11番・木田晴斗の新人トイメン対決について質問されると、指揮官は次のようにコメントした。
ディーンズ監督「長田は3つのポジションをカバーし、新加入ながら必要不可欠な選手として活躍している。木田とは勝負を決定付けるマッチアップになると思う。ふたりとも若く才能あふれる選手。ルーキーの勝負に勝った方が、結果にも好影響を及ぼすのでは」
ルディケHC「マッチアップに関しては、どれだけチャンスを作ってあげられるのか、どれだけふたりがフィニッシュできるのか。木田の周りにもいい選手は揃っている」

果たして、埼玉WKの連覇か、S東京ベイの初優勝か。『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント決勝・埼玉WK×S東京ベイは5月20日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。