森保一監督(2023年5月25日撮影)

6月15日、『キリンチャレンジカップ2023』エルサルバドル戦に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)。前日会見の席で、森保一監督は各選手について言及した。

キャプテンに指名した遠藤航について。
「主将としてこのチームを引っ張っていける選手がこのチームにはたくさんいて、いろんなことを考えながら最終的には航が相応しいと決めた。彼は『W杯』も『五輪』も複数回経験している。代表に来ている選手は一人ひとりが『自分がチームを引っ張っていく』という自覚を持ってくれている。チームとして非常に頼もしい選手がいっぱいいる中、時間をかけて決めさせてもらった」

背番号10を託した堂安律について。
「10番はプレッシャーに思わずにつけてほしい。背番号のプレッシャーを感じることなく、自分ができる最大限のパフォーマンスを常に発揮してほしい。10番を背負うことで自分にプレッシャーを掛けていることも部分もあるが、そこが彼の良さ。ギラギラ感を持って、これまで通りに突き抜ける気持ちを持ってプレーしてもらえれば」

1トップに配されるであろう上田綺世について。
「Jリーグでも、ベルギーでも得点という結果、存在感を十分発揮している。代表の舞台でも明日はプレーする時間があるので、期待している。本人が決めるのはもちろん、どれだけチャンスを作れるかも大きい。チームとしてもっともっと多くのチャンスを作れるように期待したい。(国際Aマッチ14試合に出場し無得点の)綺世に関しては本人が一番ゴールを決めたいと思っていると思う。チャンスがあれば決めてほしいし、プレッシャーに感じるよりも思い切り決めることだけを考えてプレーしてほしい」

日本代表のメンバーは以下の通り。
【GK】23シュミット・ダニエル(シントトロイデン)、1中村航輔(ポルティモネンセ)、12大迫敬介(広島)
【DF】3谷口彰悟(アルラヤン)、4板倉滉(ボルシア)、24森下龍矢(名古屋)、21伊藤洋輝(シュツットガルト)、22瀬古歩夢(グラスホッパー)、2菅原由勢(AZ)
【MF/FW】6遠藤航(シュツットガルト)、14伊東純也(スタッド・ランス)、18浅野拓磨(ボーフム)、11古橋亨梧(セルティック)、5守田英正(スポルティング)、17川辺駿(グラスホッパー)、8鎌田大地(フランクフルト)、16相馬勇紀(カーザ・ピア)、7三笘薫(ブライトン)、25前田大然(セルティック)、19旗手怜央(セルティック)、10堂安律(フライブルク)、15伊藤敦樹(浦和)、9上田綺世(セルクル・ブルージュ)、13中村敬斗(LASK)、20久保建英(ソシエダ)、26川崎颯太(京都)

『キリンチャレンジカップ2023』エルサルバドル戦は6月15日・豊田スタジアム、ペルー戦は20日(火)・パナソニック スタジアム 吹田にてキックオフ。チケットは2試合とも予定枚数終了。エルサルバドル戦はフジテレビ系列、ペルー戦はTBS系列にて生中継。