よく女性は「占い好き」といいますよね。丸々占いの結果を信じる人は少ないにせよ、好きな人との相性占いや、仕事or将来の悩みを試しに占ってみたことがある方は意外と多いのではないでしょうか。
特に最近はアプリで気軽に占いができるので、「私、占いはあまり信じていないんだよね……」と、この手の話に一歩引いてしまう方も、テレビや雑誌コーナーでふと目に入る機会も少なくないはず。
なかには、自分が当たっていると思うところだけを信じるようにしている、というなかなか現金な楽しみ方をしている人も珍しくないかもしれません。
そんな私たちの身近にあふれている占いですが、一方で「どうして女性は占いが好きなの?」「占いにハマる人の心理って、一体なんなんだ?」と、そもそも占いをすることに対して疑問を抱いている人もいるのでは? 「占い好きの女性、俺の周りにもいますよ。かなり熱が入っているみたいで、話を聞かされるたびに『占いの結果に、そこまで振り回されるのか!?』といつもビックリしています」
そう語るのは、筆者の知人A(28歳)さん。本人も一時期、動物占いや血液型占いの本にハマっており、いまでも占いをよくチェックするそうなのですが。どうやらそんな彼が引いてしまうほど、彼女(29歳)の言動には目を見張るものがあったようです。
「同じ職場内に、趣味で占いをしている女性がいたんです。なんでもその子の祖母がプロの占い師だったらしく、はじめは彼女も話半分に聞いていたそうなんですが『来年までに結婚しなかったら、しばらくいい出会いがない』といわれて、少し焦っちゃったようで。
それから数年経っても彼氏ができないので、そのことをいつも愚痴られるんですよ……。『たかが占いでしょ?』と慰めても、すっかり意気阻喪。占いをした女性も、あれから会社を辞めて連絡が取れない状態なので、俺まで頭を悩まされる始末です」
占い結果によっては、ショックなことも書かれている(=言われたりする)ので、ついつい気になってしまうことってありますよね。大抵は占いを見てもらって数日後にはポンッと忘れてしまうものですが、彼女の場合は「そろそろ結婚しないと……」と悩んでいた時期だけにタイミングが悪かったのかもしれません。せめて開運の手立てを教えてくれれば、救いもありそうなのですが……。