ほかにも男性がビックリした女性の占い体験について、筆者の友人B(27歳)がこんな話をしてくれました。
「俺のはドン引きっていうわけじゃなくて、話を聞かされたときに、純粋にビックリしたんですよね」
それまで占いは毛嫌いするほど苦手だったらしい彼。真っ向から「占いは信じない」と言い張るほか、「どうして占いにハマる連中がこんなにいるのかわからない」とよく苦言を呈していたそう。そんな彼が意外にも「占いの存在を初めて信じてみようと思った」というのです。
「知人の話なんですが、小さいころにプロの占い師さんに見てもらう機会があったらしくて。そのときいわれたのが『飲食店を営む』という言葉。その場にいたご両親が『自分のお店を持つことだよ』と教えてくれたのが、幼いながらもなんとなく印象に残っていたそうなんです。
知人は、大学を卒業してとある会社の事務職に就職。何度か職を変えながら、同じ飲食店で働く厨房スタッフからのアプローチをきっかけに、数年後に彼と独立。親御さんに占いのことをいわれて、『そんなこともあったっけ(笑)』と昔を懐かしんだようですよ」
占い結果が当たってビックリという、こちらの体験談。当たった占いがいい結果であればあるほど、思わず人に話したくなるものですよね。嫌な占い結果は用心程度に留めておいて、いい結果は当たればラッキー程度に捉えておくのが、占いの一番心地いい楽しみ方なのかもしれません。
では反対に、今度は女性たちの体験談を覗いてみましょう。「こういう話をすると『信じられない』と思われるでしょうが、占いの結果通り、結婚した友達が身近にいます」
一見、ありがちな話ですが、偶然にしては出来すぎていると語るのは、知人のC(30歳)です。というのも、その友達と一緒に見てもらったという彼女。同じ占い師さんにもかかわらず、自分はまったく当たらず、その友達は占い結果が見事的中したというのです。
「はじめは乗り気じゃなかった彼女なんですが、私が『こういうのもたまにはいいじゃない』と誘ったんですよ。お互い面と向かって占い師さんに見てもらうのは、初めての体験だったので内心ドキドキ……。そして、彼女にいわれたのが『○年に彼と出会う。○年に結婚する。子どもはできるのに時間がかかる』という結果。
『まさか~』とふたりとも信じなかったんですが、その言葉通りに彼女がその年で結婚。彼と出会った年もビンゴだったときは、さすがにビックリしましたよ。さらに結婚して、数年経ってもなかなか子どもができないことを相談されたときは、思わず『まさかね……』と顔を見合わせたくらいです」