【180秒で完成】神戸の人気フランス料理店のシェフが教える低糖質サラダ
関西の人気シェフに、驚くほど短時間で簡単で作れる“秒速ごはん”のレシピを教えていただきました。今回は神戸のフランス料理店『キュイジーヌ フランコ ジャポネーズ マツシマ』の松島朋宣シェフ作、マヨネーズソースを使った低糖質サラダ「初夏の野菜の瞬間ブレゼ」。なんと “180秒”で完成です!
「ブレゼ」とは、フランス料理の代表的な調理法のひとつで、密閉容器に食材の半分程度の水分を入れて加熱する“蒸し煮”のこと。通常はオーブンを使いますが、松島シェフの「瞬間ブレゼ」で使用するのはフライパンと蓋だけです。少ない水分と油で野菜の旨みをぎゅっと閉じ込め、生ハムを加えて満足感のある一品に。適正な量の油は大切な栄養素なので、コクのあるマヨネーズとヨーグルトのソースで美味しくいただきます。
マヨネーズソースの低糖質サラダ「初夏の野菜の瞬間ブレゼ」のレシピ【180秒】
【材料】(1人分)
アスパラガス(斜めに切る)…70g
空豆(サヤから外す)…2サヤ分
スナップエンドウ…2個
ラディッシュ(半分に切る)…2個
プチトマト(半分に切る)…3個
生ハム…3枚
※野菜を変えて根菜類にするのなら、薄くカットを。水分が出るので、野菜の量を増やす場合でも、水、油の量は上記のままで。
〈A〉
水…45ml
EXVオリーブ油…15ml
※ゴマ油やバターでもOK
塩…適量
〈B〉
マヨネーズ…30g
ヨーグルト(無糖)…10g
【作り方】
1.フライパンに野菜を入れ、〈A〉を加えて蓋をする。強火にかけて、水分が完全に飛ぶまで約3分加熱する。
2.器に混ぜ合わせた〈B〉をのせ、1と共に生ハムを盛る。
~松島シェフより~
“瞬間ブレゼ”は、店の料理教室でも好評な調理法。油を加えると沸点が上がるので短時間で加熱でき、野菜の水分、旨み、水溶性の栄養素を逃がさず、風味もよくなります。エアコンなどで身体が冷えやすいこの時期、温野菜にしてたくさん食べてくださいね。
神戸・北野に2002年に開店した『キュイジーヌ フランコ ジャポネーズ マツシマ』。松島シェフは、「四季折々、その時にしかない食材を味わってほしい」と、全国の産地に足を運んで素材と向き合うことを欠かしません。店では日本の旬の素材をフレンチに取り込んだ、独創的な料理を味わうことができます。
『キュイジーヌ フランコ ジャポネーズ マツシマ』
住所/神戸市中央区山本通3-2-16 ファミールみなみビル1F
※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
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