7月7日、ジャパンXVが前日練習に臨んだ。『リポビタンDチャレンジカップ2023』オールブラックスXV 戦を前に、最後の確認を行ったラグビー日本代表の面々。練習後、2021年11月以来の代表戦となるSO松田力也、ノンキャップのLOアマト・ファカタヴァとCTB長田智希がメディア対応を実施、次のように意気込みを語った。
松田「この場に戻って来られて本当にうれしく思うし、代表で戦うことにワクワクしている。ケガをしてからも代表のことを見ていたし、戻って来たい舞台と思っていたので、ラグビーができる幸せを感じてプレーしたい。ジャパンのゲームプランをしっかり遂行したい。周りとコミュニケーションを取って、勝利を想像しながら試合を進めていきたい」
ファカタヴァ「すごく楽しみにしている。自分自身ワクワクしている。フィジカルのところで自分の役割をしっかり果たしたい」
長田「日本代表としての初めての試合なので緊張しているし、プレッシャーも少し感じている。おそらくCTBでの出場になると思うが、合宿でやってきたことを出して、自分の役割をしっかり果たしたい」
3人は具体的に見せたいプレーを口にした。
松田「BKとしてどうスペースにボールを運ぶか、少ないチャンスをどうスコアするかが大事。同じ絵を見せられるようにしっかりコントロールしたい」
ファカタヴァ「モールやラインアウト、セットピースの役割が重要」
長田「アタックでは外側でボールもらったらモメンタムを作りたいし、ディフェンスでは中心のところにプレッシャーを掛けたい」
松田は『ラグビーワールドカップ2023』での10番を勝ち取るために一戦一戦の積み重ねの重要性を説いた。
「2019年が終わった時から強く思って来た。2023年は迫っているが、まず明日の試合にフォーカスしたい。その一戦一戦の積み重ねが10番につながると思う」
ジャパンXVの試合登録メンバーは以下の通り。
1クレイグ・ミラー(埼玉WK)、2堀越康介(東京SG)、3垣永真之介(東京SG)、4ジェームス・ムーア(浦安DR)、5アマト・ファカタヴァ(BR東京)、6リーチ マイケル(BL東京)、7福井翔大(埼玉WK)、8ファウルア・マキシ(S東京ベイ)、9齋藤直人(東京SG)、10松田力也(埼玉WK)、11セミシ・マシレワ(花園L)、12中野将伍(東京SG)、13ディラン・ライリー(埼玉WK)、14ジョネ・ナイカブラ(BL東京)、15松島幸太朗(東京SG)、16堀江翔太(埼玉WK)、17シオネ・ハラシリ(横浜E)、18具智元(神戸S)、19ジャック・コーネルセン(埼玉WK)、20姫野和樹(トヨタV)、21流大(東京SG)、22小倉順平(横浜E)、23長田智希(埼玉WK)
『リポビタンDチャレンジカップ2023』ジャパンXV×オールブラックスXVは7月8日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はTOKYO MX 2で生中継。