セルティックFC・ジャパンツアー2023のキービジュアル

セルティックFCがやって来る。アンジェ・ポステコグルー監督は『プレミアリーグ』の古豪トッテナムへ移り、残念ながらボスの日産スタジアムへの帰還は実現しなかったが、セルティックには馴染みの面々がズラリ。昨季得点王&MVPの古橋亨梧をはじめ、FW前田大然&DF岩田智輝の元横浜F・マリノス勢、MF旗手怜央、DF小林友希と5人の日本人選手が名を連ねる。

7月13日セルティックへの完全移籍発表に際し、岩田は「このたび、セルティックFCに完全移籍することになりました。自分の夢を叶えてくれた大分トリニータ、横浜F・マリノスには感謝しかありません。昨シーズン優勝できたのは僕のサッカー人生で忘れることのない景色です。毎日の練習が楽しく、毎週の試合ではマリノスファミリーで勝利を分かち合えたこと、このF・マリノスで過ごした2年間はものすごく充実した時間でした。F・マリノスに移籍して良かったと思っていますし、セルティックFCに移籍したことも良かったと思えるように自分らしく頑張っていきたいと思います」とコメントを寄せつつ、ファン・サポーターへ「では、またすぐ7月19日に会いましょう!!」とメッセージを送った。

『スコティッシュ・プレミアシップ』『スコティッシュ・カップ』『スコティッシュ・リーグカップ』の国内三冠を達成したセルティックを指揮するのはブレンダン・ロジャーズ監督である。2016-17シーズンから2年半チームを率いたロジャーズ監督が復帰するのだ。ロジャーズ監督は2016-17に無敗でリーグを制すとともに国内三冠を達成。翌シーズンにはスコットランド史上初となる2シーズン連続三冠を果たした。

一方迎え撃つ横浜F・マリノスだが、『明治安田生命J1リーグ』第20節で名古屋グランパスと2-2の引き分け、第21節・川崎フロンターレ戦は0-1で敗れて、首位の座をヴィッセル神戸へ明け渡した。連覇を狙う横浜FMとしては7月19日(水)・セルティック戦、そして7月23日(日)・国立競技場での『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2023』マンチェスター・シティ戦で刺激を受けて、サマーブレイク後にしっかりつなげたいところ。

対照的に週末に控えるガンバ大阪はここ7試合6勝1分で13位まで順位を上げてきた。今の勢いをそのままセルティックにぶつけたいところだろう。

果たしてスコットランドの名門クラブはどんな輝きを放ち、日本の名門クラブはどれほどのパフォーマンスを見せ付けるのか。『セルティックFC・ジャパンツアー2023』横浜FM×セルティックは7月19日(水)・日産スタジアム、ガンバ大阪×セルティックは7月22日(土)・パナソニック スタジアム 吹田にてキックオフ。今回セルティックと対戦する横浜FMとG大阪は8月12日(土)・日産スでの『明治安田J1』第23節で激突。チケット発売中。