世界一有名な戦艦の痕跡を追う広島・大和魂の旅
広島といえば呉海軍工廠。 呉海軍工廠と言えば…日本が誇る超大型戦艦「大和」でしょう。
JR呉線呉駅からゆっくり歩いて10分ほどの場所にある「大和ミュージアム」には、戦艦「大和」に関する資料や写真、実際に使用されていたパーツなどが多数展示されています。 館内に設置された約26mもの大きさを誇る迫力満点の「1/10 戦艦 大和」は必見ですよ。
他にも零式艦上戦闘機六二型(零戦)や九三式魚雷なども展示されているのでお見逃しなく!
広島は昔から造船業が盛んな地域だったこともあり、呉海軍工廠の造船ドック跡が残されていたり、潜水艦をメインに扱う珍しい資料館などもあるので、艦これファンだけでなく船や潜水艦といった「海の乗り物」にロマンを感じる人ならば一度は訪れるべき場所だと思います。
意外と近所にあるかもしれない由来の地巡り
昔から日本の軍艦(現在は護衛艦)には大和や陸奥といった旧国名から雷や霞のよう自然現象などさまざまな艦名が採用されています。 これらは艦のクラス(戦艦や巡洋艦など)に応じて決められているそうです。
そして艦名の中には高雄や摩耶、長良のように山や川から名前を取っているケースもあるので、皆さんが住んでいる近くにお気に入りの艦娘由来の地があるかもしれませんので調べてみると良いかもしれませんよ。
まさかの制作会社巡り!?
『艦隊これくしょん -艦これ-』の生み出した角川ゲームス(千代田区富士見)と配信・運営を担当しているDMM.com(渋谷区恵比寿)もある意味では"艦これの聖地"かもしれませんね。
『けいおん!』や『らき☆すた』などで知られる京都アニメーション(京アニ)の本社を訪れるアニメファンがいるように、角川ゲームスとDMM.comのビルを眺めに行こうかなと思っている人がすでにいるかも?
巡礼に行く時はくれぐれも社内に入ろうとしないようにしましょう。 最悪の場合、憲兵さん(警備員)たちにドナドナされてしまいますよ。
最後に覚えておいてほしいマナーと心構え
楽しい聖地巡礼は「現地」の理解があってこそのもの。 大きな声で騒いだりゴミのポイ捨て、良い写真を撮ろうと周囲の人に迷惑をかけるような行為はしないように気をつけましょうね。
何度か聖地巡礼をしている身としては、好きな作品やキャラに思いを馳せながらゆったりまったりと舞台地を巡り歩くのが一番楽しいと思います。 そうすることで思いもよらない発見や出会いがあるわけですから直行直帰な旅では味気ないですよ。
みなさんも今度の休日にでも身近なところから艦これの聖地巡礼に出かけてみてはいかがですか?