ワーナー・ブラザースが製作する実写版の『ジャングル・ブック』を、『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督することになりそうだ。現在、その方向で話し合いが進められている。
『ジャングル・ブック』はインドを舞台にした古典小説。現在、実写版の企画がディズニーとワーナー・ブラザースで立ち上がっている。ディズニーのプロジェクトは、「アイアンマン」のジョン・ファブローが監督をすることに決まっているが、ワーナー・ブラザースが白羽の矢を当てたのは、『21グラム』『バベル』のメキシコ人監督、イニャリトゥ。『ハリー・ポッター』シリーズの脚本を手がけたスティーブ・クローヴスがプロデュースする。
イニャリトゥは、最近、最新作『Birdman』の撮影を終えたばかり。ダークな作品で知られる彼には珍しくコメディで、エマ・ストーン、エドワード・ノートン、ナオミ・ワッツが出演する。ファブローの最新作は来年5月北米公開予定の『Chef』。スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演する。
文:猿渡由紀
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