9月1日、『AFC U23アジアカップカタール2024予選』に臨むU-22日本代表23名が発表された。記者会見に出席した大岩剛監督は「これは『パリ五輪』出場を懸けた大事な公式戦。我々が発足当初から積み上げてきたことをよく知った選手で構成した。あとはU-20代表で活躍した選手、Jリーグもしくは海外で活躍している選手を中心に選考した」とコメントした。
『U23アジアカップ予選』に臨むメンバーは次の通り。
【GK】12小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)、1鈴木彩艶(シントトロイデン/ベルギー)、23野澤大志ブランドン(FC東京)
【DF】2内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)、21大畑歩夢(浦和)、3西尾隆矢(C大阪)、5木村誠二(FC東京)、15畑大雅(湘南)、4鈴木海音(磐田)、17中野伸哉(G大阪)、22高井幸大(川崎F)
【MF】13平河悠(町田)、20山田楓喜(京都)、6川崎颯太(京都)、18斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、19小田裕太郎(ハーツ/スコットランド)、10鈴木唯人(ブレンビー/デンマーク)、7山本理仁(シントトロイデン/ベルギー)、8藤田譲瑠チマ(シントトロイデン/ベルギー)、14三戸舜介(新潟)、16松木玖生(FC東京)
【FW】9藤尾翔太(町田)、11細谷真大(柏)
バーレーンでの中2日の3連戦に向けて戦いで警戒する点を質問されると、大岩監督はこのように答えた。
「アジアのチームと戦うのはウズベキスタンでの『U20アジアカップ』以来、環境を含めた厳しい条件でやる上で精神面のタフさを求めたい。集中開催の3連戦なので、チーム全体で戦うことを表現したい」
松木、高井、中野のU-20世代に期待することを問われると。
「U-22の代表に入った以上は我々のスタイル、プレーモデル、原則をしっかり把握した上で存分に発揮してほしいとアプローチしてきた。彼らを特別扱いする必要はないが、彼らの若さ、野心を出してほしい。彼らの特徴を伸び伸び出してくれることが上の世代の刺激になるし、チームの競争力につながり大きな力になると思っている」
また同日『第19回アジア競技大会』に臨むU-22日本代表メンバーも発表。Jリーグ勢、大学勢とともに海外組の松岡大起と佐藤恵允を選出。大岩監督は「『アジアカップ』の遠征から連続で臨む難しい大会となるが、その中でベストと思われるメンバーを招集することができた。我々のスタンスとして『アジア競技大会』を優勝するためにこのメンバーを選んだ」とキッパリ。
バーレーンで集中開催される『U23アジアカップ予選』はU-22パキスタン戦が9月6日(水)、U-22パレスチナ戦が9日(土)、U-22バーレーン戦が12日(火)にキックオフ。その後中国で行われる『アジア競技大会』にて9月20日(水)・U-24カタール戦、25(月)・U-24パレスチナ戦がラインナップされている。